パンターD型 その8 足まわりの仕上げと車体上下の接着
2007年2月27日
足まわりの仕上げ
油彩のローアンバーを無臭ペトロールで溶いてウオッシングをしました。地色がダークイエローと明るいのと、西部戦線の赤茶色の地面を考慮して、セピアにせずにローアンバーです。
軽く乾かした後、綿棒を10本以上も使って拭き取りです。拭き取りも無臭ペトロールで行いました。エナメル溶剤の方が早く乾燥するのですが、マジックトラックの接着箇所を侵すので使いません。無臭ペトロールはエナメル溶剤よりはかなり安全です。
次に同じく無臭ペトロールでMIGピグメントのヨーロピアンダストをドロドロに溶いて履帯とホイール、車体の裏側やサスペンション部に塗りつけました。一晩乾燥させてからハンドリューターにナイロンブラシを取り付けてこれでこすり取って行きます。この時ついでにガイドホーンの先も磨いておきます。
車体上下の接着
足回りのウエザリングが完了したので、車体の上下を接着します。エンジンデッキが変形していたのですが、毎日おもりを乗せておいたらなんとなく合うようになってきました。しめしめです。接着剤をたっぷり塗って上下を合わせます。おもりを置いて30分ほど放置したらしっかりと付きました。
車体前部の合わせ目を消します。鋼板は互い違いに組み合わされているのに、キットのパーツは一直線に分かれていますから、実車の接合部とは違うところに合わせ目ができています。これはちゃんと消さないといけませんね。以前作ったパンターG型ではそこまでの知恵が無かったので、しっかりと合わせ目が残っています。(^_^;)
溶接痕の付いていない部分に伸ばしランナーで溶接痕を追加してできあがりです。これで残っている工作は車幅指示ポールとアンテナですが、これは壊しそうなので、迷彩塗装が完了した時点で付ける事にします。
(全作品完成まで あと11)
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