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ドイツ戦車兵・ヤーボに気をつけろ Op.81 制作開始

Category : AFV フィギュア ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 81-1

ドイツ戦車兵 ヤーボに気をつけろ 1/35 ドラゴン

ドイツ戦車兵 ヤーボに気をつけろ 1/35 ドラゴン

キットの元々のタイトルは”ACHTUNG JABO !”、日本語にすると『ヤーボ(戦闘爆撃機)に気をつけろ!』てなとこです。対空警戒なんて紹介されることもあるのですが、そんな気取った商品名ではこの緊迫した雰囲気を伝わりませんよね。私はこの名前で行きます。

陸上では無敵を誇ったドイツ軍のティガー、パンター戦車ですが、空からの攻撃には無力でした。破壊力抜群の長砲身の主砲も飛行機を狙うことは出来ず、自慢の重装甲も空からの攻撃には無力です。そんなドイツ軍の戦車兵たちが一番恐れたのがヤーボ(戦闘爆撃機)だったのです。

今回パンターD型を作ろうと思ったきっかけは、このフィギュアセットを見つけたからです。私が本当に作りたかったのはこのフィギュアセットで、極論すればパンターD型はそのフィギュアたちの陳列台と言ってもいいでしょう。

4人の戦車兵が(5人乗りのため一人足りませんが)、たばこをくわえひとときの休憩を取っていたら上空から聞こえてきたのは重戦闘爆撃機P-47サンダーボルトの爆音です。あわてて振り返るが、猛烈な速度で襲いかかる空からの敵に呆然とするばかり・・・

そんな狼狽と緊張感を出せればいいな~と思うのですが、とりあえずはちゃんとできれば良しとしましょう。(+_+)\バキッ!

組立てと配置

ドイツ戦車兵・ヤーボに気をつけろ 組立てと配置

ドイツ戦車兵・ヤーボに気をつけろ 組立てと配置

パンターD型の制作もいよいよ佳境に入り、塗装工程に移ったため、乾燥待ち時間が発生します。その時間を利用してこのフィギュアセットをコツコツと作っていました。気がついたら4人ともほぼポーズが出来たのでアップすることにしました。まだ接着しただけで、合わせ目を消したりはしていませんけどね。

動きと意味づけのある生き生きとしたポーズが魅力のフィギュアセットですよね。4人で向き合って話をしていたら、一人が雲の切れ間にキラリと光る物を発見。指を差して “Achtung Jabo!”と叫びます。戦車長はあわてて双眼鏡を取りますが、その必要がないほど機影はみるみる大きくなってきます。

太陽を背にして襲いかかるのは古今東西 戦う者の常套手段。手で光を遮りよく見ようとする者もいます。そして敵に背を向けて立っていた者は体を大きくひねって見ようとしています。

なんとなくヤーボの爆音が聞こえてきそうな雰囲気ですね。この一瞬後には、戦車長は車内に潜り、後の3人は戦車の向こう側へ飛び降りたことでしょう。そしてそこに500ポンド爆弾が・・

(全作品完成まで あと11)

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