ドイツ・8.8cm対戦車自走砲ナスホルン その10 完成!!
2007年3月25日
Category : 完成 AFV ドイツTags : 4号戦車ナスホルン
チッピングとパステルワーク
さあ、いよいよ仕上げです。仕上げの最初はチッピングです。いつもはチッピングはエナメルでしたり、小さな物ならコピックでしたりするのですが、今回は鉛筆でやってみました。鉛筆を買うなんて何年ぶりでしょうか。文具店で買った4Bの鉛筆と100円ショップで買った鉛筆削りがチッピングの道具です。
車内の人が歩き回るあたりや手で触れるあたりを中心に鉛筆をコツコツと当てていきます。すぐに先が鈍くなるので100円の鉛筆削りが大活躍です。ハンドル式の鉛筆削りが100円ですからね。すごいもんです。
この車両には機関銃を乗せる機関銃架が3つついているのですが、機関銃はキットに付属していません。余りパーツの箱の中からMG機関銃を探してきて、着色した紙でくるんで隅っこに置いてみました。またその上の棚にはMG機関銃の弾丸箱を2つ入れておきました。
最後の仕上げはパステルです。セピアのパステルを入り隅を中心にまぶしていきます。床やフェンダーには土色(ヨーロピアン・ダスト)のピグメントを擦り付けておきます。排気管の周囲と主砲の先には煤色(ブラック・スモーク)のピグメントを擦り付けます。
完成!!
完成です。プレミアムエディションと言っても足回りは非常にあっさりとしており、ちょっと期待はずれだったのですが、その分エネルギーが戦闘室と主砲にそそがれていました。自走砲は戦車と違ってオープントップなので戦闘室が丸見えです。足回りなんてかまってられませんよね。
今回初めてハンダ付けなるものに挑戦してみました。仕上がりの汚さにはがっくりくるのですが、それも見た目だけで、実際には強度が抜群なため、ヤスリやリューターで余分のハンダを削り落とすことができ、その結果、塗装をすればきれいなものです。手間はかかるのですが、それほど困難な技術でもなくまた道具も高価ではありません。高熱を使うため注意は必要ですが、多くの先輩モデラーが進んでハンダ付けをしているのも理解できます。やはり食わず嫌いは良くないですね。いくつになってもチャレンジ精神は必要ですね。
ほぼ予定通りの日数で完成まできました。広い面積の防盾も迷彩塗装と間延びしないように付けた雨だれ跡でなんとかそれらくしまとまりました。大型の自走砲ってカッコいいですよね。ドイツ軍は戦車よりも多くの自走砲を生産しました。そしてその種類も多岐にわたっています。またまだ退屈はしませんね。早く次が作りたい♪
(全作品完成まで あと10)
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