ブレンガンキャリアMk.2 その2 足まわりの組立て
2007年4月11日
Category : AFV イギリスTags : ユニバーサルキャリア
極小履帯
足回りの組み立ても大きな転輪が3個ずつしかないので簡単に終わります。そしていよいよモデルカステンの履帯の組み立てに入ります。
リンクの数がいったい何個ぐらいなのかまるでわかりません。タミヤはもちろんモデルカステンの説明書にもなんの記載もありません。とりあえず片側で200個ほど用意し、これをつないでおきます。
一こまのサイズが小さいので大変です。拳銃のホルスター程度の大きさでしょうか、一こまの幅は約7mm、20コマつないでも長さは25mmにしかなりません。写真の履帯は左から、エレファント、ナスホルン(4号/3号戦車)、ブレンガンキャリヤ(モデルカステン)、ブレンガンキャリヤ(タミヤのキット付属)です。ナスホルンのリンクが5個に対して、ブレンガンキャリヤのリンクはこれでも20個もつながっています。像さん、サイさんに比べると、ブレンガンキャリヤはウサギさん程度ですよね。
足まわりの組立て
まずは片側だけつないでみました。200コマ用意したのですが、実際に使ったのは175コマでした。コマのピッチが狭いので弛み具合はいかようにも調整できます。その場合はおそらくプラスマイナス3個ぐらい増減できるかと思います。
あまりの細かさに目がシパシパしてきます。ピンセットを持つ手も震えます。全体を20コマずつの10組に分けて仮止め(ただはめ込んだだけ)、全部はまったら流し込み接着剤を筆で塗っていきます。
まずはほどよく固まるまで待つのですが、それからは時間との勝負です。10組のトラックを順につなぎ4組80コマをまず上の部分に取り付けます。次に機動輪、誘導輪の部分に残りをつないで取り付けます。途中で数カ所ちぎれてしまいますが、そこは根気よく直しながら進めます。
なんとか全部ハメ終わったのが20分後ぐらいでしょうか。少々接着剤を付けすぎたのか、外れることはないのですが、次第に垂れ下がってきます。良い感じで自然の重力で垂れ下がります。時々ピンセットで張りを調整しながら固まるのを待ちました。
強力な流し込み接着剤にやられて、ガイドホーンの一部がぐちゃぐちゃになってしまいました。機動輪の部分なんかは悲惨な状態です。ここはウエザリングでごまかすしかないですね。(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと9)
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