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イギリス・ブレンガンキャリアMk.2 その7 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 86-7

フィギュアの塗装

ブレンガンキャリアMk.2 フィギュアの塗装

ブレンガンキャリアMk.2 フィギュアの塗装

いよいよ最後の段階、フィギュアの仕上げです。今回は洋服も水性アクリルです。水性アクリルは塗膜が非常に弱いので(プラモ用ではないので当然ですが・・・)、落っことしただけでエッジの塗装がはげてしまいます。また塗装の時につまんでいる足の先などはすぐにはげてきます。持ち手を付けてさわらないようにするのは当然ですが、ある程度塗ったらつや消しクリアで保護した方がいいですね。

顔と同じようにシャドウとハイライトを入れるのですが、顔は肌色→茶色を混ぜる→黒を混ぜると進むのに対し、服は基本色→黒を混ぜる と進むだけですから、少しばかり行程が少なくなります。

この水性アクリルは色の調整が難しく、少し白っぽく仕上がってしまいます。つまり彩度が低くなってしまいます。そのためダークアース(のつもりの色)の服と、カーキ(のつもりの色)のベルトが同じような色になってしまいました。まだまだ修行が必要ですね。

完成!!

イギリス・ブレンガンキャリアMk.2 1/35 タミヤ

イギリス・ブレンガンキャリアMk.2 1/35 タミヤ

ブレンガンキャリヤにフィギュアを乗せてできあがりです。履帯を取り替えたのと少々手を入れたのとで、小さいながらも精密感のある仕上がりとなりました。勝利を間近に控えているのでしょうか、余裕の笑みでニッコニコですよね。ブレンガンキャリヤは後方支援の車両というイメージが強いので、こんなのんびりとした雰囲気が似合うのかもしれませんね。

タミヤの英軍車両は評判の良いキットが多いのですが、このブレンガンキャリヤもなかなかの好キットです。しかし、残念ながら起動輪の歯の数が実際の半分しかなかったり、それに伴い(順序は逆かも)履帯のコマも半分しかありません。これを直せばすばらしいキットかと思うのですが・・・

モデルカステンの履帯と起動輪のセットはこの問題を解決してくれるのですが、片側175個の組み立て式履帯はさすがに疲れます。しかもまっすぐ取り付けるのはなかなか大変で、結局私の技術ではグニャグニャにしか仕上げることができませんでした。それでも精密感あふれる足回りを見ると、苦労が報われた気がします。

今回初めてホームセンターで購入したトールペイント用の水性アクリル塗料を使用してフィギュアを塗ってみました。ブレンディングはできないのですが、ほどよい隠蔽力で、重ね塗りを使ってグラデーションを実現できます。手間はかかるのですが、エナメルブレンディング法ではできない雰囲気に仕上がりました。ただ、乾燥後に若干白っぽく仕上がるため、それを計算に入れて色を作らないといけないため、なかなか難しいですね。プラモ用でもなければAFV用でもないので、色は自分で調色しなければなりません。でも、においもなく筆の手入れも楽ちんで、しかもお財布に優しい、塗っていて愉しい塗料でした。

そういえば、この春のホビーショーでフランスの小型キャタピラ付き運搬車両が発売になるようです、ちゃんとした履帯を付けてくれるのなら、作ってみたいですね。楽しみだな~♪

前から見たブレンガンキャリヤです。車体の上下の合いに隙間があるように見えますが、本当にこの形なんです。一段奥で閉じているので、陰でこんな風に見えるんです。決して仕上げを怠ったのではありません。信じて!後ろから見たブレンガンキャリヤです。布製の荷物もフィギュアと同様にホームセンターで購入したトールペイント用の水性アクリルで塗ってあります。真横から見たブレンガンキャリヤです。モデルカステンの超細かい履帯と丸のこぎりのようにびっしりと歯のついた起動輪が精密感を増しています。真上から見たブレンガンキャリヤです。ちっちゃな車両ですが、それなりに荷物は乗りそうですね。後ろから見たブレンガンキャリヤのインテリアです。無線機の色は資料が無いのでまるっきりのでっち上げです。でも、エンフィールドライフルはスリングの付き方まで調べました。スリングは鉛の薄板です。前から見たブレンガンキャリヤのインテリアです。あんなところに押し出しピンの跡が・・・見落としていました(^_^;)

(全作品完成まで あと8)

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