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陸上自衛隊・90式戦車 その4 組立て完了

Category : AFV 日本

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 87-4

陸上自衛隊・90式戦車 組立て完了

陸上自衛隊・90式戦車 組立て完了

箱絵や資料の写真をながめながらちまちまとディテールアップを続けてきました。ずうたいは大きいのですが、もともとそれほどパーツ数も多くなく、さらにタミヤスタンダードで非常に組みやすいので早々と組み立てが完了してしまいました。

できあがるとこのようにサイドスカートがすっぽりと履帯を覆ってしまうので、後から履帯をはめることができません。しかし、このキットは上下の合いが非常に良く、未接着の状態でもぴったりと収まり、全く隙間がありません。さすがはタミヤです。

そこで、車体の上下は塗装が完了してから一番最後に接着することにしました。これがドラゴンならまだしも、その他の海外のメーカーとなると、いや、国産でもタミヤ以外は全部ですが、足回りの塗装をウエザリングまですべてすませて上下を接着し、その後の塗装は足回りをマスキングして行うと言うことになるでしょう。

上下がバラバラの状態で塗装ができるというのは実にありがたいですね。転輪だって、中にゴムブッシュが入っているので取り外し自由ですから、1個ずつバラしてぬれますから楽ちんです。タミヤ様々です。

陸上自衛隊・90式戦車 ディテールアップ

陸上自衛隊・90式戦車 ディテールアップ

さて砲塔にほどこしたディテールアップをおさらいです。手持ちの安い材料だけででっち上げです。重機関銃は箱絵をみて銃身の下にあるアレ(名前がわかりません)を銅線で付けておきました。工作がまずいので少しゆがんでいます。また、薬莢受けのバスケットでしょうか、下についている袋は縁をぎりぎりまで薄く削り、また、袋と金属部分の境目に板が巻き付いていたので、これをマスキングテープで表現しました。本当はここに小さなリベットが付くのですが、さすがにそこまではできません。(1)

砲手と車長のハッチは手すりを真鍮線で付けました。裏側には布製の手すりが付いているようですが、キットのモールドをそのまま生かし、多少彫り込みを入れて薄くしておきました。(2)

スモークディスチャージャー(だよね?)には、蓋の脱落防止用のチェーンを付けました。これは100円均一で買ったアクセサリー用のチェーンだったと思います。これが手持ちでは一番細かったのですが、それでもスケール的には3倍くらいの太さになっています。ちょっとみっともないのですが、無いよりはましと諦めましょう。

予備履帯はタミヤの悪い癖で砲塔の壁に直接張り付いています。実際には取り付けの金具があるわけで、これを伸ばしランナー、真鍮の薄板、ウエーブの六角ボルトで作りました。雑具箱は布製のベルトで留められているようなので、コピー用紙でベルトを作り、銅線で留め具を作って貼り付けておきました。(3)

反対側も同様にスモークディスチャージャーにチェーンを取り付けます。こちら側の雑具箱は木製らしく、上の面だけに木目が入っていたので、すべての面に木目を入れておきました。砲塔後ろのジェリカンと水のポリタンクもベルトで留められていたようですが、どのように留められていたかを知る手がかりは見つかりませんでした。そんなときは想像力を働かせてでっち上げます。(ヘヘヘ・・・)(4)

これにて組み立ては一件落着です。

(全作品完成まで あと11)

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