対空自走砲Sd.kfz.251/17C型 その9 汚しと履帯
2007年5月23日
Category : AFV ドイツTags : 2cmFlak38Sd.kfz.251
汚しすぎた~
ウオッシングにドライブラシ、さらにはパステルまでも進みました。本当はこんなはずじゃ・・・
と言うのも少し汚しすぎました。ウオッシングの塗料が取れないんです、もう汚いのなんのって・・・
そりゃ単調になりがちななジャーマングレー単色塗装です。多少表面に味を付けようとウオッシングをしたのですが、ここまで汚くなるとは想定外でした。グリーンランド氏も言っています。やり足りないのは足すことができるが、やり過ぎは戻すことができないと。なにごともほどほどが大切ですね。フィードバックを見ながら調整しなければ。
そうは言っても、やってしまったものは仕方がありません。私は後戻りや塗り直しはしない主義ですから、今回は汚い251を作ったということにしておきましょう。
いや、そういわれてみるとなんだか味がでてきませんか・・・(+_+)\バキッ!
履帯の組み立て
ウオッシングやドライブラシの乾燥の合間にもコツコツと履帯の組み立てを進めていました。その甲斐あって、ついに完成です。
以前タミヤの251にカステンの履帯をはめたときは片側57枚でしたから、その近くをめどにつなげていき、結局56枚でちょうど良いくらいの長さになりました。ドラゴンは説明書に履帯のコマ数を書いてくれていません。なんたる不親切(怒)。後から実際に車体にはめてみたら、少々長すぎました。最終的には左54コマ、右55コマで落ち着きました。どうして左右の長さが違うのでしょうね?(30分後に追記)
それにしてもキットに標準で完全可動式の履帯が付くのは非常に珍しいですよね。今までの経験では、タミヤの B1-bis くらいです。あれも見事にチャラチャラ動いたのですが、今回の251も負けていません。モーターライズキットにも使えそうなくらい良く動きます。ドラゴンの251シリーズには全部この履帯が付いてきます。組み立ては大変ですが、とてもお買い得です。
履帯の塗装
履帯を塗装しました。例によってクレオスのメタルカラーのアイアンです。そのときの気分でダークアイアンを使ったりもしますが、今回はアイアンです。
この塗料、隠蔽力が抜群に強く、またキレイに良く伸びるのでエアブラシでシュッと一吹きで塗装が終わります。(注:これは筆者特有のかなり大げさな表現なので、真に受けないようにしてください。本当にシュだけでは一コマも塗れません。)
すぐに乾燥するので、綿棒でごしごしです。するとあら不思議、写真のようにピカピカになります。まったく銀ブラシをしていなくてもちゃんとガイドホーンの先が銀色に光っています。さらに、綿棒の届かない奥の方はつや消しのままですから、これがまた鋳物特有のざらざら表面的仕上がりになって、いかにもって感じになります。お手軽でしょ
ガイドホーンに銀ブラシをするのは戦車模型では定番の作業になっているようですが、光が当たっていない部分もぴかぴかになって不自然という意見もあるそうです。そういう意味では、メタルカラーの使用は簡単で自然な光沢が得られていいですよね。
251の履帯は地面に接する部分にゴムが当ててあるので、ここをタイヤブラックで塗ります。これがかなり面倒くさい作業なのですが、はみ出てもあまり目立たないので適当にチャッチャと塗ってしまいました。
このキレイな新品の履帯を、汚い車体に合わせて汚さなければなりません。なんだかもったいない・・・
(全作品完成まで あと13)
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