零式艦上戦闘機21型 その2 コクピットの側面と床
2007年5月30日
コクピットの製作
いよいよコクピットの製作です。エンジンと共にほとんど見えなくなるにもかかわらず、飛行機模型では一番力が入る場所でもあります。更新が一日空いてしまったのはその精密さ故です。究極の零戦キットの噂は本当ですね。
とりあえず、左右の壁・床の3つのパーツごとに組み立て、いっきに塗装します。このあたりの進め方はAFVモデラー的ですかね。
塗装の説明はタミヤの説明書にも書かれていますが、わりとざっくりとしています。モデルグラフィックスの作例も説明書よりは詳しいのですが、まだまだいまいちです。いちばん参考にしたのは、モデルアート2006年10月号です。
雑誌の作例、実機の写真(詳しいキレイなカラーは52型のものしか見つからなかったのですが、たぶんよく似ていると思います)を参考に配線コードやらパイプを追加しておきました。配線の素材は伸ばしランナー、細いソフトワイヤー(ハンダのようなもの)、太いソフトワイヤー、0.28mmの銅線、0.4mmの銅線です。銅線は未塗装、ソフトワイヤーも銀色の部分は未塗装です。生の金属色ですね。
軽くウオッシングをしてあります。これだけいろんな色が混在していると、いまさらドライブラシはできません。まぁ、最初からする予定はありませんでしたけど。ヘヘヘ・・・
コクピットの組み立て
コクピットを組み立ててみました。もうすでにすべての面をカメラに納めることはできなくなりました。この先どんどん見えなくなっていくんですよね。
メーターはクリアパーツにの裏側から貼られたデカールです。印刷の順を逆にして、裏から見ると針や目盛りが見えるようになっています。う~ん、かっこいい!!
機体に入れてみた
機体の中に入れてみました。ぴったり収まりますね。この写真はコクピットの中と機体とを同じアングルで明るさを思いっきり変えて撮影したものを合成してあります。実際にはこんなにはっきりとは見えません。ましてや風防が被さったら・・・
全部組み上げてから一気に塗装し、見えないところや筆の届かないところは無視するAFVモデラーにとって(いや全員じゃありませんよ、もちろん)、見えないところまで生真面目に作る飛行機モデラーってスゴイって思います。人間やっぱり陰日向無く、見えない場所でもコツコツと努力することが大切ですからね。・・・ってなんのこっちゃ?
(全作品完成まで あと13)
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