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M4 88mm自走迫撃砲 その2 シャーシと足まわりの組み立て【研磨剤入り回転ブラシ】

Category : AFV 道具 アメリカ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 93-2

丁寧に、丁寧に・・・ 研磨剤入り回転ブラシ

3Mの研磨剤入りブラシ

3Mの研磨剤入り回転ブラシ

この作品からまた初心に返って基本をきっちりと押さえて行こうと思っています。いや~こんなに一生懸命パーティングラインを消したのは初めてです。いつもはもっといい加減ですし、さらに今回はデザインナイフでカンナがけして若干荒れてしまった表面をキレイに整える、なんてこともやってしまいました。

そのときに使う便利な道具がコレです。実はずいぶん前に購入してフィギュアの表面をツルツルにするのに使っていて、いつか紹介しようと思っていたのですが、今回からフィギュア以外にも使い始めたのでこの機会に紹介します。

見ての通りハンドリューターに付けて使います。プラスチックで出来ており、表面がざらざらしています。3000回転程度の遅い回転数で使うのですが、私はもう少し早めにしていると思います。ちなみに紙ヤスリ相当で、肌色の方が#1500程度、ピンクが#1000程度の荒さです(タブン)。ピンクでも5000回転ぐらいで当てるとテカテカになります。やり過ぎるとモールドがだるくなるので注意が必要ですが、非常にゆっくりとしか削れないので神経質になる必要はありません。

あっそうそう、東急ハンズで1本1200円くらいで購入しました。タブン・・・

車体下部の組み立て

M4 88mm自走迫撃砲 シャーシと足まわり

M4 88mm自走迫撃砲 シャーシと足まわり

がんばって下半分を作りました。丁寧に作っているのですが、結構早く作れました。さすがにスマートキットですね。精密ではあるのですが、ほとんどストレス無く組み上がります。複雑なサスペンションや操舵のリンク機構、ブレーキシューまでもきっちりと再現されています。

前輪はちゃんと自重でつぶれた様子が表現されています。後輪(?)のサスペンションは可動式に組むことは可能ですが、履帯がかちかちのソリッドですからまるで意味がありません。

M4 88mm自走迫撃砲 シャーシと足まわり

M4 88mm自走迫撃砲 シャーシと足まわり

下から見るとこんな感じです。塗装の便宜を考えて、エンジン、ラジエター、排気管、タイヤ、履帯、起動輪と誘導輪は接着してありません。おのおの塗り分けてから接着します。ラジエターは接着しても良さそうですが、これを先に接着するとエンジンを付けることができなくなります。ラジエターの中に冷却ファンが入るからです。

履帯は左右分割式なのですが、かちかちのプラスチックなのではめるのに一苦労です。上部転輪を一旦外してなんとかはめることができました。この後、塗装のために外さなければならないのですが、本当に外せるのか不安です。いっそのこと上下にも分割してくれていれば良かったのにと思います。

説明書では履帯は左右ともD23が外側、D17が内側となっているのですが、左側はD23が内側、D17を外側にしないとはまりません。起動輪と誘導輪の直径が違うためです。この程度の間違いはドラゴンならいつものことですけどね。

やっちまった・・・(T_T)

写真をよく見ると左の転輪のステーに一部金属パーツが見えます。実は私がパーツを無くしてしまったのが原因です。どこを探しても出てきません。でもこんな時こそスキルアップのチャンスと前向きに考えて、最初はシリコンで型どりしてレジンで複製を試みたのですが、大失敗しました。せっかく買ってきたのに・・・

次は真鍮の板をその形に切り抜き、エッチングベンダーで曲げ、最後に支柱を真鍮線で作りハンダ付けしました。こちらはちょっとだけなれているのでなんとか形にすることができました。表面のボルトのモールドはウエーブのボルトを瞬間接着剤で留めました。不細工ですが、目立たない裏側に持って行ったので、これで我慢です。せっかく高い完成度で作ろうと決意したのですが、とっとと躓いてしまいました。ヤレヤレ(^_^;)

このキットは車体上部は車体下部に一番最後の行程でかぶせて完成です。そのため車体下部の組み立てはこれで完了です。塗装も上下別々でできますから、ここで車体下部の塗装に入ることもできます。どうしよっかな♪・・・ってもう立ち直ってる!

(全作品完成まで あと12)

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