地球連邦軍・対MS特技兵セット その2 フィギュアの組み立て
2007年6月25日
Category : キャラクター フィギュアTags : ガンダム
上着の裾をちょいと削り込み
陸戦ガンダムの腕は塗装がよくわからないので、モケモケさんに相談することにして、今日はフィギュアの制作に移ることにします。こちらは1/35のフィギュアですからお手の物です。なかなか細部まできっちりとシャープにモールドされており良いできです。パーティングラインも薄く、デザインナイフでちょいちょいと削って、樹脂製の特殊ブラシで軽く削れば整形は終了です。
肩のところがちょうど金型の合わせ目になるため、モールドが甘くなります。サスペンダーに入った小さな縫い目が消えかかっているので、ここだけナイフの先でつついて縫い目を再現しておきます。(写真の1)
第二次世界大戦のドイツ兵のように上着のすそがかなり大きく下がっています。そういえばドイツ兵の制服にも似ていますよね。テレビでアニメを見ていたときはジオン軍がドイツ兵のようなカッコをしていた印象だったのですが、連邦軍の地上部隊の制服こそがドイツ軍風です。
大きく下がった裾はいつものように削り込みます。さすがのバンダイもインジェクション成形の限界は超えがたく、裾の裏側を抜くことはできないので、しっかりと埋まってしまっています。これを削り込むのです。(写真の2)
腕の加工
色プラを使って成形されているガンプラの作法に従い、フィギュアも大まかに居ろプラで再現されています。そのため腕も手の先は肌色のプラで作られています。
しかし残念ながら洋服の裾は端でスパッと切られた形をしています。せっかくですから裾を筒状に仕上げてその中に肌色の腕を差し込むようにしてくれればさらにリアルだったのでしょうが、そのためにはスライド金型の使用が前提になりますから、コストの関係で難しいのでしょうね。
というわけで、自分でディテールアップです。まずは、肌色の腕は、手首に伸ばしランナーを接着して腕をつくります。これを整形して適当な長さに切り腕にします。次に袖はその腕を差し込めるようにくり抜きます。彫刻刀で大まかに彫ってから、ハンドリューターに回転ヤスリを付けて形を整えます。
腕を接着してみるとこんな感じです。 良い感じになりましたが、ちょっとだけ大変です。これをあと4人すると思うと・・・
袖口をそれらしく削り込むだけでもいいかも・・・
ガンダムの腕は非常にパーツの合いも良く、ほとんど無修正できっちりと組み上がっていますが、フィギュアは残念ながらそうは行きませんでした。ベルトの下、左右の脚の間、そして写真では見えませんが、右腕の付け根の背中側に隙間があいてしまいました。光硬化パテで埋めなければなりません。バンダイのパーツの精度にちょっと期待していたのですが、空振りでした。まぁ、ドラゴンのGen2でも隙間だらけですからね。フィギュアは難しいのでしょうね。
(全作品完成まで あと13)
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