パンターF型 その3 履帯と車体後部の組み立て
2007年7月10日
履帯の組み立て
説明書の順序では後回しなのですが、足回りができたのでマジックトラックを履かせることにします。ドラゴンの説明書では片側起動輪部分に8コマ、その他の部分に81コマの合計89コマになっていますが、実際には2コマ少ない79コマでした。これは左右とも同じです。
パンターのように幅の広い履帯はマジックトラックでも作りやすいですね。しかも今のマジックトラックはガイドホーンの肉抜き穴がちゃんと抜けていますし、最初からばらばらになっているので作りやすいですね。
後々の塗装のことを考えて履帯と転輪は接着しますが、転輪は車体に付いていません。いわゆるロコ組みというやつです。さらに内側の転輪を塗りやすくするために、一番外側の転輪も接着してありません。
オマケパーツがうれしい
ドラゴンの設計ミスなのか、マジックトラックは起動輪にはまりません。それで左右の起動輪にあたる8コマずつがマジックトラックとは別に組み立て式の履帯が入っています。さすがにドラゴンも悪いと思ったのか、その履帯のランナーにオマケが付いていました。ドイツ戦車では定番のディテールアップパーツである蝶ねじです。1つのランナーに5つ×2で10個付いています。そして履帯のランナーが4つあるので、全部で40個も付いています。たしか、カステンの蝶ねじセットが24個で600円だったと思うので、1000円分ですよね。
車体後部の制作
車体後部を作ります。プレミアム・エディションではないのですが、同等の内容でエッチングパーツもふんだんに入っています。
塗っちゃいけないというテーマの真意は、どんな工作をしたのかを見てもらうことにあるとおもうので、できるだけいろいろな工作をしたほうがおもしろいですよね。それでエッチングパーツを積極的に使っていきます。それもハンダ付けでね。
takeさんに感謝!
キットには何に使うのかわからないエッチングパーツが入っています。大きな長方形のパーツなのですが、説明書にはなんの記載もありません。これは一体全体なんだろうと思っていたのですが・・・
前回のエントリーで take さんから情報をお寄せいただきました。どうやらこのパーツは装甲板の厚さを調整するためのものらしいのです。車体上部はパンターG型と別パーツになっているので厚くなった装甲を再現できるのですが、車体下部はパンターG型と共用パーツなので、厚くなった25mm分(1/35で0.7mm)厚の板を貼り付ければいいわけです。
takeさんからの情報がなければそのままになっていました。本当に助かりました。
(全作品完成まで あと16)
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