パンターF型 その6 車体が完成
2007年7月12日
車体が完成!
ハンダ付けがおもしろくなってきたので、ハネルのトビラもろくに見ないでせっせと工作に励んだ結果、車体が完成しました。濡れティッシュのおかげで、熱で分解することもなく、サクサクと作業が進んでいき、頑丈にできあがる様は痛快でもあります。(ただし美しさに関してはツッコマナイデ下さいね・・・)
このサイバーホビーのキットは非常に良く出来ていて、と言うより元になったドラゴンのスマートキットが大変良くできていて、溶接の痕とかを追加する必要がまるで無いほどちゃんと付いています。唯一、車体の後端部分に鋼板の溶断痕が付いていなかったので、デザインナイフで傷を付けて凸凹にした程度です。
蓋が閉まらないほどのパーツ数のドラゴン(サイバーホビー)です。その悪影響で車体上部のパーツに若干ゆがみがあるのか、キッチリと合いません。ドラゴンのパーツの加工精度が良いだけに、もう少し箱を大きくしてくれればと思います。残念ですよね。
ハンダ付パーツたち
予備履帯のラックです。板に順番に金具を付けていくだけなので簡単な加工です。大変なのはチェーンの付いたピンを刺して留める部分です。ピンを金具にハンダ付けしようと思うと、金具と下の台を留めているハンダが融けそうなので刺してあるだけです。一方チェーンの先を台にハンダ付けするのですが、このときは金具が取れないように濡れティッシュを金具部分に当てて冷やしながらチェーンと台だけを加熱して付けました。
ピンが細くてフニャフニャなので曲がってしまっています。加工の途中で一本無くしてしまったので、銅の針金が突っ込んであります。やっぱり判りますよね(^_^;)
こちらは反対側です。OVMラックとクリーニングロッドケースです。クリーニングロッドケースはハンドリューターに細い真鍮のブラシを付けてゴリゴリと磨いてやったらそれなりにキレイになりました。ここまでくれば塗ってしまえば判らなくなると思います。後は隙間(ロッドケースのパイプと補強材の間、蓋とそのへり)を光硬化パテででも埋めておけばいいですよね。本当はハンダを流し込めばいいのでしょうが、いまさら加熱もできません。またバラバラになっちゃいます(恐)。
OVMラックにはシャックルを留めるパイプが付いています。キットには付属していません、自分で何とかしろという意味でしょう。真鍮のパイプを買ってきて付けようかとも思ったのですが、シャックルを留めるパイプには穴が開いていてピンが刺さっているはずです。D型のキットではそうでしたからね。うまい具合にピンは左右のシャックルの分の4本余っています。これを使えばディテールアップできます。
そこで、パイプはキットのプラパーツのパイプを使います。まず0.8mmのドリルで穴を広く深くしておきます。ピンを通す穴を0.4mmのドリルで開けておきます。こうしておいて、ハセガワのエッチングソーで切り取りOVMラックに接着しました。
(全作品完成まで あと16)
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