パンターF型 その8 主砲雨よけカバーの修正
2007年7月25日
アーマーモデリングの今月号(2007年8月号)に石井優二氏によるパンターF型の制作記事が掲載されました。すでに入手が困難になっているサイバーの白箱とはいえ、さすがは人気車種ですよね。その中で、ザウコップフ(主砲の付け根のモッコリしている部分)の上にある雨よけのカバーの取り付け角度がおかしいので、その修正方法が掲載されていたのです。
私は細かいことはあまり気にしないたちなので、ほとんど気にならなかったのですが、やはりパンターに詳しい方々はあの雨よけの角度がおかしいのか、ザウコップフがほっそりしているのかどちらかの理由で、少し雨よけカバーが離れすぎていることを指摘していました。
確かに実物の写真を見ると、少々離れすぎています。しかし石井氏の作例のP.106の写真を見ると、みごとに修正され、実車の写真により近い形状をしています。
私は作ってしまったプラモを再度修正することはあまりないのですが、今回はモケモケの店長に背中を押されてちょいとやってみました。まぁ、たいして時間もかかりませんしね。
簡単な金属工作
金属パーツは瞬間接着剤で付けてあるので、ちょっとたたけばぽろりと取れてしまいます。石井氏は金切りハサミで切ったと書いていますが、私は持っていないので、金属線切断用に購入してあった頑丈なニッパーでおおざっぱにリブを切り取りました。その後ハンドリューターにグラインダーを付けてリブが完全に無くなるまで削りました。
時間としては10分ほどですが、小さな真鍮のパーツをグラインダーでがりがりやるわけですから、かなり温度が上がってきます。あまりに熱いので、先日ハンダ付け用に購入した耐熱フィンガーをはめてつまみました。でも、よく考えたらペンチでつまんだ方が、熱くないし安全ですよね。ただ、耐熱フィンガーの性能チェックにはなりました。
実車の写真を見ると、リブの上にボルトやリベットは見あたりません。そこで今回はリベット無しです。あの細かい作業はなんだったんだ・・・・
ともかく、雨よけカバーがザウコップフに密着しました。カッコイ~♪ やって良かった。
(全作品完成まで あと15)
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