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M113A1ファイヤー・サポート その2 砲塔の組み立て

Category : AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 96-2

砲塔の組み立て

M113A1ファイヤー・サポート 砲塔の組み立て

M113A1ファイヤー・サポート 砲塔の組み立て

イギリスの6輪装甲車のサラディンの砲塔をそっくりそのまま乗せたのがファイヤー・サポートです。1つのキットでM113兵員輸送車とサラディン装甲車の砲塔の2つを同時に楽しめるお得なキットですね。251ハーフトラックにFlak38を乗せたノリですね。

砲塔にはかすかですが溶接の痕が入っています。1/35のスケールなら省略してもかまわない程度なのですが、やはりあるべき物はあるべき場所に付けたいと思うのが私でして、たとえそれがオーバーな表現になろうともです。

溶接の痕は曲がり角ジャストにあるのではなく、装甲板の厚みだけずれた場所にあります。サラディンの砲塔の装甲板の厚さを調べれば良いのでしょうが、面倒なので(オイオイ)実車の写真を参考に1mm程度ずらしました。

問題はいかにしてこの場所に正確にまっすぐの溝を彫るかです。複雑な形状の砲塔ですから定規を当てることも容易ではありません。そこで登場するのが、飛行機のスジ彫り復活に役立つエッチングソーです。これを使えば簡単にまっすぐの溝を彫ることができます。

まっすぐの溝が彫れたら、そこに延ばしランナーを入れて、流し込み接着剤でフニャフニャにしておいて溶接痕に仕上げます。

その他、例によって手すりを真鍮線やら銅板やらで置き換えたりしました。砲身をまん丸に削るのに、ハンドリューターを使いました。砲身をリューターにくわえさせ、高速回転させます。ここにプラの板に貼り付けた紙ヤスリを#400、#600、#1000と当ててツルツルに仕上げます。これでまっすぐです。

組み立て完了

M113A1ファイヤー・サポート 組み立て完了

M113A1ファイヤー・サポート 組み立て完了

砲塔ができたので、車体の組み立ててない部分を仕上げ、フィギュアを組み立てたら組み立て完了です。市販のアフターパーツを一切使わずに、古いタミヤのキットを真鍮線、銅線、銅板、プラ板、延ばしランナーでディテールアップしました。

最終的にはヘッドライトのレンズは余剰パーツから探してきてはめることになるかとおもいますが、ほとんどは手元にあるなんでもない(ほとんど100円均一で入手可能)材料で作られています。こんなのも塗っちゃいけないに出せば、プレミアムエディションをキットのまま作る(実はこの方がよほどディテールアップされている)よりも、興味深く見てもらえるかもしれませんね。でも、塗りたくて作ったキットですから、天気が回復次第、早速エアブラシを引っ張り出そうと思っています。どうやら台風も明日の夕方には行っちゃいそうですからね♪

(全作品完成まで あと17)

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