MS-06Sシャア専用ザク その5 フィギュア、アクセサリー
2007年8月6日
フィギュアの塗装
シャア専用ザクですからオマケのフィギュアは当然シャアですよね。このキットにはコクピットに座っている姿と立ち姿の2種類が入っていますが、コクピットの中はハッチをフルオープンしても良く見えないので、立ち姿を作ることにしました。べつに両方塗ってもいいんですけど・・・
かつてアーマーモデリングのオマケで1/144のフィギュアを塗ったことがあるのですが、あれよりはマシとはいうものの、さすがに1/100は小さいですね。1/35の1/3とは思えないほどの細かさです。
なんでも元々の原型をレーザーで彫ったとか。大変精密にモールドされているのには驚きます。丁寧に体側面のパーティングラインをデザインナイフで消して塗装します。塗装はいつものアメリカーナです。黄色だけはアメリカーナの手持ちが無かったので、タミヤ水性アクリルです。
肌色、白、赤お部分は1段階だけシャドウが入れてあります。顎の下、脇の下、ベルトの上下、ブーツとズボンの境目、上着の裾、ヘルメットの下などです。指先は入れようと思ったのですが、あまりに細かくてうまくいきません。1/100のフィギュアの指なんて肉眼じゃ絶対に見えませんから気にしません。
武器、アクセサリーの製作
キットに付属の武器、アクセサリーを製作しました。バズーカ砲にライフル、ヒートホークに搭乗用のリフトが付属しています。
合わせ目やパーティングラインを消して、サーフェイサーを吹き(ABS樹脂ですから必須ですね)、エアブラシで一気に塗装しました。ちなみにサーフェイサーもエアブラシで吹いています。
こちらは先に仕上げようとウオッシングとドライブラシをしてみました。ABS樹脂はウオッシングに弱いと聞いていたのですが、スチロール樹脂もウオッシングに使うペトロール系の溶剤には弱く、今まで何度も泣かされてきました。しかし、ABS樹脂の弱さは半端じゃありません。可動部が破損するとか言われていたのですが、ライフルなんかは真ん中から左右に真っ二つです。
結局左右を貼り合わせて作り直すことができたので良かったのですが、これがモビルスーツの関節部分だったらと思うとゾッとします。リフトのアームも全ての関節が折れてバラバラになってしまいました。こちらもこの位置で完全に固定です。みなさん、ガンプラのウオッシングにはご注意下さいね。
ザク本体の仕上げ
いよいよザク本体の仕上げです。ABS樹脂へのウオッシングは御法度ですから(関節部分ですから、コーティングをしても無駄です)外部の装甲板(スチロール樹脂です)だけをウオッシングしました。余分に付けて関節に流れないようにヒヤヒヤものです。
前のエントリーに書いたように、組み立ての行程であちらこちらが擦れて塗料のハゲができています。戦車なんかは自分の車体どうしが擦れる箇所ってあまりないのですが、可動範囲の大きなモビルスーツではそこら中が干渉しまくります。
昨今のガンプラ界ではきれいに仕上げるのが主流のようですが、やはりよりリアルに仕上げようと思うとチッピングは欠かせません。特に3倍速く動くシャア専用機は3倍こすれるはずですからね。
腰のサイドアーマーの先端と太もも、サイドアーマー同士、ふくらはぎの裾と足、肩のアーマーと肩、腰のヒートホークとサイドアーマーなどです。さらに肉弾戦が多いモビルスーツですから、肩の盾やスパイク付きアーマーの先端なんかもハゲハゲでしょうね。
錆びない合金製(タブン)のモビルスーツですから、チッピングはエナメルのチタンシルバーです。ウインザー&ニュートンの00番でチョンチョンと楽しくいれていきました。
完成か?
やったー!完成だ!!と思いきや・・・
デカールを貼るのを忘れています。パッケージの写真とか雑誌の作例にもデカールが貼られていなかったので、うっかり忘れていました。ウオッシングやチッピングまでしてしまったのに・・・(T_T)
さらに・・・
賢明な読者の皆さんならすでにお気づきでしょうか。左右の肩のアーマーが逆です。本当は右肩が盾で、左肩がスパイクアーマーですよね。仮り組みの時は合っていたのですが、再組み立ての際に左右を間違えてしまいました。幸運なことに外して組み替えれば取り替えることができますので助かりました。(^_^;)
完成はもう一日お預けです。
(全作品完成まで あと18)
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