対戦車自走砲マーダー3H型 その2 インテリアの組み立て
2007年8月9日
Category : AFV ドイツTags : 38(t)戦車7.5cmPak40/Stuk40マーダー3
インテリアの制作
運転席や無線機などインテリアを作ります。エッチングパーツをふんだんに使い、大変精密に再現されています。1年チョイ前にエデュアルドのヘッツァーを作りました。このキットはフルインテリア再現キットだったのですが、今回のトライスターの方が数段精密感はあります。
塗装の事を考えて、内部のパーツは大きなブロック単位で取り外すことができるようになっています。床、駆動系、左右の壁、ボンネット(って言うのか?)、椅子、無線機です。
無線機のラックはエッチングパーツでできているので、ハンダ付けで作りました。折り曲げた各面をハンダで溶接するわけですが、キッチリ90度に曲がっていないと隙間が空いてしまいます。いつも結構これで苦労していたのですが、今回はwatanabe’s weblog の渡邊さんに教えていただいた、耐熱フィンガーという指サックを購入したので、これを指にはめて辺と辺を指で押さえて密着させておいてハンダ付けをしました。
ハンダが融けるほどの温度ですが、指先に伝わる熱は少し熱い程度です。我慢できない程度とかではなく、全く平気な熱さで、もちろん火傷の心配はまったくありません。これは優れものですね。パーツの保持さえできればハンダ付け作業は瞬間接着剤で作るよりも、簡単で、早く、しかも確実で、丈夫です。
クラッチペダル
ブレーキペダルとアクセルペダルは床を這っているのですが、クラッチペダルはなぜか駆動系をぐるりと回り込んでボンネットの裏側から変速機につながっています。写真の青いパーツです。(実際に青く塗ったのではなく、画像処理で青くしてあるだけです。)
説明書の順番通り組み立てると、床に駆動系を取り付け、左右の壁とドライブシャフトを接着し、最後にボンネットとクラッチペダルを入れることになるのですが、この順番では絶対に入れることはできません。私はたまたま塗装の関係で、左右の壁を背着していなかったので、横から滑らせるようにしてボンネットを入れることにしました。こうすればクラッチペダルがちゃんとドライブシャフトの奥を回り込みます。
それにしても、こんなに所まで執拗に再現するとはおどろきですね。トライスターは正直言ってクレイジーですね。
(全作品完成まで あと17)
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