対戦車自走砲マーダー3H型 その6 車体の組み立て
2007年8月14日
Category : AFV ドイツTags : 38(t)戦車7.5cmPak40/Stuk40マーダー3
ロコ組み
履帯を接着してからまる1日以上放置。いつもの熱帯魚の水槽の上です。細い棒とかピンセットをつっこんでゆっくりとホイールを抜いていきます。途中2カ所ほど切れてしまいましたが、その程度の事故は想定済みですからあわてません。接着剤で修理します。
なんとか無事両側とも外すことができました。次からは付け外しが楽になるように起動輪の軸は細く削ります。また転輪の軸にぬった仮留め用のピットマルチもツールクリーナーで拭き取っておきました。
OVMの取り付け
OVMは今回は先付けです。特に理由はありません。最近気が大きくなってきているだけです。この車輌では他のドイツ車輌と違い、クランプではなくベルトで車体にOVMを取り付けています。ベルトはエッチングパーツで入っています。これを塗装後に巻き付けることも考えたのですが、キッチリと巻くために先に接着することにしました。
予備履帯はいつものように一番端のコマに連結ピン用の穴を開けてあります。そして片側には連結ピンの代わりに0.4mmの真鍮線を入れてあります。写真がチョットピンぼけで見にくいですね。すみません。
リアデッキの加工
このトライスターのキットは大変良くできているのですが、ちょっとだけ問題の箇所があります。これはとこやさんに教えていただいたのですが、戦闘室の後ろのデッキのうち、左右に張り出した部分が穴あきの鉄板でできているのですが、これがプラ成形の型抜きの関係ですべてまっすぐに穴があいてしまっています。(左のイラスト)。これを右の様に、曲げた板に対して垂直に開け直す必要があります(右のイラスト)。
まず最初に光硬化パテで穴を埋めます。写真は光硬化パテで埋めた状態です。一度表面を平らにしたら、0.5mmのドリルをハンドリューターに付けて穴を開けていきます。このとき、板と垂直になるように注意しながら開けます。
これが加工が完了した状態です。写真ではわかりにくいかもしれませんが、一番端の列の穴が楕円形から円形に変わりました。
次はリアデッキの中央後ろのパーツです。ドラゴンではこのパーツはエッチングパーツで再現されていたのですが、ここはパイプをつないで作られているので、エッチングパーツのペラペラよりはプラで成形されているほうがうれしいのですが・・・
上の写真を見てもらうと判るように、プラがちゃんと型にちゃんとまわっていなくて、欠けた部分ができています。ここを切り取って、代わりに0.4mmのプラ棒を接着して修理しておきました。何かと手のかかるキットです。
いろいろと苦労したリアデッキが完成しました。パンチグボードの穴の開け直しは想定済みだったのですが、網の部分の修理は予定外でした。車体の組み立て完了まであと少しです。
(全作品完成まで あと17)
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