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ドイツ・3.7cm対戦車砲Pak35/36 その5 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 103-5

ウエザリング

3.7cm対戦車砲Pak35/36 ウエザリング

3.7cm対戦車砲Pak35/36 ウエザリング

ドアノッカーとあだ名されるほどソ連軍の戦車に対して無力だったPak35/36です。後に空砲の力で発射するスティック爆弾と呼ばれる成形炸薬弾が発明され、再び活躍の場を与えられます。キットにはそのスティック爆弾も入っていますが、フィギュアの服装が大戦初期のため、あえてスティック爆弾は作りませんでした。

大戦初期と言うことでフィギュアのヘルメットにはマークを入れることにしました。昔は良くタミヤのフィギュアセットにもデカールが入っていましたが、最近ではとんと見かけなくなりました。小さなマークですから描くのも大変ですが、逆に小さいので少々ゆがんでいても判りません(+_+)\バキッ!

砲の泥汚れは、タミヤのウエザリングスティックのマッドをパレットにこすりつけ、アクリル溶剤で少し薄めて筆で塗りつけました。スティックから直接キットに付けると1/35では付きすぎる場所とまるで付かない場所ができてしまうので、都合が良くありません。しかし筆で塗ればこの問題は解消できます。

フィギュアの汚れはいつものウエザリングマスターです。このようなポーズですから、ひざ、おしり、ひじ、などはドロドロでしょうね。ブーツも含めて下半身は土色になってしまったことでしょう。

ジャーマングレーの車輌はチッピングがあまり目立ちませんが、それでも一応そこら中に入れておきました。最後にパステルのセピアをまぶしてできあがりです。

完成!!

ドイツ・3.7cm対戦車砲Pak35/36 1/35 タミヤ

ドイツ・3.7cm対戦車砲Pak35/36 1/35 タミヤ

完成です。たったの315円で購入したバーゲン品のキット。これに1700円のエッチングパーツをおごっただけでなく、300個近いリベットをひとつずつ付けることになるとは思いもよりませんでした。おかげでまるでタミヤのキットに見えなくなりました。

リベット付けは全組み立て工程の半分を占めています。マットメディウムを塗った所に、0.2mm程度に伸ばしたランナーをスライスして作ったリベットを、面相筆を用いてピンポイントで置いていきました。この方法はトニー・グリーンランド著の「パンツァー・モデリング マスター・クラス」に書かれていた方法なのですが(本書ではマットメディウムではなくバーニッシュを使用)、これが大量のリベットを正確に置くにはとても有効な方法でした。

正面から見た3.7cm対戦車砲Pak35/36です。防盾はエデュアルドのエッチングパーツを用い、非常にシャープです。リベットは延ばしランナーをマットメデュウムで貼り付けました。後ろから見た3.7cm対戦車砲Pak35/36です。小さな防盾の後ろに砲兵たちが身をひそめています。攻撃力も無い上、防御力も???ですね。上から見た3.7cm対戦車砲Pak35/36です。古いキットではあっても、さすがにタミヤです。戦闘中のフィギュアのポーズが素敵ですね。3.7cm対戦車砲Pak35/36です。操作部がよく見えるようにフィギュア無しで記念写真を1枚。かなりのパーツがエッチングパーツに置き換えられています。3.7cm対戦車砲Pak35/36に付属のフィギュアたちです。頭でっかち、手足はブクブクなのですが、ポーズがカッコイイのでがんばって塗りました。写真では見えませんが、ヘルメットのマークも手書きです。

(全作品完成まで あと21)

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