1号対空戦車A型 その6 組み立て完了、基本塗装
2007年9月5日
Category : AFV ドイツTags : 1号戦車2cmFlak38
車体の組み立て。OVMの組み立て。
車体のその他の部分(左右に広がるデッキ、マフラー、ヘッドライトなど)やOVM類を取り付けました。OVMクランプはハンドル部分のみエッチングパーツになっており、作りやすさと精密さを両立させています。クランプ全部をエッチングパーツで作るのは敷居が高すぎますからね。
ロコ組みしておいたホイールと履帯を取り外してみます。昨日は偉そうにいろいろと制作過程を書いたのですが、ここできれいに外れなければ大失敗です。
まぁ、なんとか無事に外れました。一カ所履帯の接着が切れてしまいましたが、簡単に修復できました。
トランスミッションの上の蓋は整備中と言うことで取り外しました。ただ接着しないだけではいけないので、留めてあるボルトの頭を削り取り、ボルトのあった場所に0.4mmのドリルで穴を開けておきました。もちろん車体側にも同じ箇所に穴を開けてあります。引き抜いたボルトは・・・作ろうかとも思ったのですが、あまりに細かいので止めました。とても作れるとは思えないだけでなく、苦労して作ってもゴミ以外には見えませんよね。
Sd.Ah.51 トレーラーの組み立て
大量に砲弾を消費する Flak38 には砲弾用のトレーラーは付きものです。このキットにもちゃんと付属しているのですが、戦車本体にくらべるとチョイと力の入り方が違います。パーティングラインやゲートも太く、モールドもやや甘いのです。同じトライスター製品とは思えません。(と辛口)
荷台の箱の横に細切りのプラ板が貼ってあるのは、ここの部分のモールドが消えかかっていたので、作り直した痕です。モールドそのものを削り落とし、上からプラ板を貼り付けました。この方が簡単にきれいにできますからね。
他にも、戦車と連結する部分のパーツの筋彫りがあまりに薄いので、エッチングのこで深く彫っておきました。
それと、タイヤの空気を入れるバルブを付けたのが判りますか?これは0.5mmのプラ棒です。フェンダーの裏側はもちろんウスウス攻撃です。ここもトライスター製品とは思えない厚さでした。
基本塗装
役者が全部そろったのでいよいよ塗装です。まずは本体の隙間にティッシュペーパーを詰め込んでマスキングします。これは手軽で確実ですね。塗装色は Flak38 と同じ、ガイアカラーのドゥンケルゲルプにヘンプを少々混ぜた、自家製ジャーマングレーです。予想通り、結構真っ黒になってしまいました。ここから明るい色を塗り重ねればいいのでしょうが・・・何をどうしたらいいのやら・・・
(全作品完成まで あと22)
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