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ドイツ・5号戦車パンターF型 その12 完成!!

Category : 完成 AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 95-12

油シミとホコリ

パンターF型 油シミとホコリ

パンターF型 油シミとホコリ

機械物である戦車は油のシミが至るところにあったと思います。また土埃や砂埃なども過酷な環境下ではそこら中に積もっていたはずです。しかし、これまでの作品では泥汚れに汚しの主体が置かれ、これらはあまり付けて来ませんでした。だって、泥汚れの方が簡単ですからね。

しかし今回は泥汚れがまったく付かない状況なので、車体に表情を付けるためにはどうしても油シミと埃が中心になってきます。様々な作例を見ても明らかです。これはやるしかありません。

油シミは水で溶いたMIGピグメントのブラック・スモークを使いました。失敗しても拭き取れるからです。これをかなり薄めに溶いて、筆で描いていきました。かなり薄くしたつもりですが、乾いてみると結構濃くなりました。

そういえば、砲塔にチョークの落書きを増やしました。迷彩塗装の下書きです。終戦間近に連合軍に押収されたパンターF型も砲塔には迷彩塗装がされていたそうです。そこで今回は迷彩塗装の下書きを入れ、色指定の文字も書いてみました。

埃はエアブラシでヘンプをフワフワと吹き付けて表現しました。ただしこれは上に積もった埃でして、隙間にたまった埃はエアブラシでは無理です。そこで隙間にはMIGピグメントのインダストリアル・シティ・ダストをこすりつけ、余分をエアブラシの空吹かしで吹き飛ばしました。実は最初にヘンプを使ったのも色がこのインダストリアル・シティ・ダストに似ているからなのです。

完成!!

ドイツ・5号戦車パンターF型 1/35 サイバーホビー

ドイツ・5号戦車パンターF型 1/35 サイバーホビー

いよいよこれで完成です。しかし油シミもチョークの落書きも水性ですから、水をかぶると流れてしまいます。そこで仕上げにスーパークリアのつや消しを上からコートします。これで埃も落書きも油シミも取れなくなりました。やれやれ・・・

モケモケ展示会『塗っちゃイカン(2007年8月開催)』に出品したパンターF型。さてどう塗ろうかと考えた末、どうせ実物も未完成の車輌なのですから、そのまま塗らないで行こうといことにしました。もちろん全く塗らないのでは手抜き以外の何ものでもありませんから、工場の中で塗装の直前で作業が終わってしまったパンターF型を再現することにしました。

オキサイドレッドで塗って、その上にチョークでなにやら印やメモ書きが・・・車体は油汚れと埃にまみれ、通常の泥やら錆びやらはどこにもありません。こんな車輌の作例を雑誌で見て(キングタイガーでした)、これで行こうと決めていました。でも実際にやろうと思うとなかなか想像力が追いつかず、いろいろな人に作例の写真のありか(URL)やら写真そのものを頂いて完成にこぎつけました。

奇しくも、これを作っている最中に落書きだらけのフェルディナンドのキット化がアナウンスされ、まもなく発売になります。この秋はオキサイドレッドで戦車も真っ赤に紅葉ですね。

パンターF型は大戦末期に開発されたのですが、終戦には間に合いませんでした。生産途中の車輌がいくつか見つかっています。F型の特長はその小さな砲塔です。被弾効果や頑丈にできますし、なによりも軽量化に貢献しました。斜め後ろから見たパンターF型です。パンター戦車は後ろ姿がカッコいいですね。シンプルな斜面で構成されたデザインは、T34のパクリとはいえ、こちらの方が美しいですね。真後ろから見たパンターF型です。製造途中と言うことで、OVMや予備履帯はいっさい付いていません。また履帯も新品同様です。真横から見たパンターF型です。長砲身の75mm砲は短距離ではティガーI型の88mm砲よりも威力がありました。この主砲を超長砲身の88mmに置き換えたパンター2も開発されていました。真上から見たパンターF型です。今回は工場内での汚れですから、油シミや埃など上部に集中しています。このどちらも難しいですね。これから勉強です。

(全作品完成まで あと20)

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