ドイツ・4号戦車F1 型増加装甲付 Op.108 制作開始
2007年10月9日
もう一度ジャーマングレー戦車
ドラゴンとトライスターが4号戦車のぶつけ合いで熾烈な開発競争を繰り返したのは去年の事。パーツの分割はどんどん進み、もはや意味の無いところまで行ってしまい、究極のキットではあるのですが、組みにくさは加速度的に進んでしまいました。
そんな過剰な精密競争の反省から生まれたのがドラゴンのスマートキットで、ほぼ全ての金型を起こし直して4号戦車をスマートキット化したのが長砲身のF2/G型でした。組みやすさと精密さを兼ね備えた優れたキットとして大ヒットしたのですが、作りそびれていました。
しかし今回(といってもチョット前ですが)、私の好きな短砲身のF1型がサイバーホビーから出たので、思わず買ってしまいました。白箱ですから1回かぎりです。これを逃すと買い損ないますから、予約でゲットですが、どうもうまくドラゴン(サイバーホビー)に乗せられているような・・・
実はそろそろ3色迷彩に行くつもりだったのですが、先日カレー屋さん(カレー&DVDのヅダヤ??)からお借りしたDVDで仲田師匠が4号戦車を作られていました。これを見て少し思うところがあり、もう一度ジャーマングレーをやってみようと思ったわけです。師匠には申し訳ないのですが、トライスターではなくドラゴンです。DVDも購入した物でなく借り物です。うう・・・肩身が狭い・・・
組み立て開始
前作のワイバーンのページを作りアップしていたため、4号戦車F1型はこれだけしか進みませんでした。やたらと多い転輪を作るのに一苦労で、まだここまでです。
ほとんどのパーツはパーティングラインもほとんどなく、キレイなモールドですばらしい仕上がりです。しかし、転輪の中央に入るパーティングラインは結構大きく、これを消すのに時間を取られてしまいました。サスペンションまでは行きたかったな。
パーツの合いも良く、さらに車体のパーツの合わせ目には大きな突起と穴があり、キッチリと間違いなく組み合わせることができます。これも作り易さへの配慮なのでしょうか、非常に好感が持てます。シャーシも複雑な形をスライド金型で一発で抜いてくれていますので、小さなお子様でも安心です。
牽引フックを引っかける部分のピンには紛失防止用にチェーンが付いています。4号戦車ではおなじみのディテールアップですので、ここはキッチリと押さえておきます。極細の銅線をよじり、金床の上で叩いて平らにし、チェーンのような形にします。これを瞬間接着剤で付ければOKです。
いや~、それにしてもモールドがシャープですね。ドラゴン恐るべしです。
(全作品完成まで あと18)
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