ドイツ・4号戦車F1型 増加装甲付 その10 完成!!
2007年10月18日
Category : 完成 AFV ドイツTags : 4号戦車
仕上げ
昨日までとそれほど変わっていないように見えますが、少し違うんですね。師匠のフィニッシュよりも少し薄汚くなりました。だって排気管をへこませるくらいですから、新車のわけはありません。ですから、錆などもチョイと入れる必要があるかと思ったのです。・・・ってフェンダーはまっすぐでいいのか?
エナメルのフラットブラックとハルレッドを調色して赤っぽい焦げ茶を作り、これをペトロールで溶きます。ペトロールを使うのはエナメルシンナーよりも乾燥が遅そうなので、作業中に筆が乾きにくいからです。これを面相筆でチョンチョンと描き入れ、チッピングを入れていきます。
MIGピグメントのライトラスト(明るい錆色)を細筆で筋を入れるように置き、錆がたれた表現を付けてみました。
最後に入り隅にセピアのパステルを置いて仕上げます。奥まったところにたまる汚れが再現できました。
明るい埃色を調色し、エアブラシでふわっと上面に吹き付けます。ところがあろうことか、しずくが飛び散り完成間近の車体に点々と付いてしまいました。ウゲッ!と思ったのですが、ラッカーでしたので拭き取りは不可能です。気を取り直してその上からチッピングを描き込みごまかしました。
完成!!
これにて サイバーホビーの ドイツ・4号戦車F1型 増加装甲付 の完成です。いつもは悩みながら制作を進めるのですが、今回はDVDの言いなりで進めてきたので、ほぼばく進状態でした。
プラモを作ろうというDVDの第6巻は単品の戦車の制作です(ちなみに第1巻は戦車を使ったジオラマです)。この中でトライスター・ジャパンの社長でありオリオンモデルズのオーナーである仲田師匠がジャーマングレーの4号戦車D型を作っています。今回はこの制作DVDを見ながらほぼ同じ工程で制作しました。1時間ほどのDVDです。作っている間中DVDを再生していますから、それこそ何回観たか判らないくらいです。おかげで以前作った4号戦車とは見違えるほどの(当社比)4号戦車ができあがりました。
最終の仕上げをしている時は、DVDでも師匠が最終の仕上げをしていて、BGMもなんだかそれらしい物が入っています。そんなわけで、今回の制作はBGM付きでフィニッシュすることができました。なんだかちょっと気分が良いですね。
(全作品完成まで あと19)
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