4号戦車F1型 増加装甲付 その2 足まわりと車体後部の組み立て
2007年10月10日
足まわりの組み立て
サスペンションを組み立て、転輪を取り付けます。今回も履帯とホイールの塗装をしやすくするために、ロコ組みを採用します。そのためホイール類はすべてピットマルチで仮留めしてあるだけです。ピットマルチはいくら貼って剥がせるノリだと言ってもこれだけの箇所を同時に剥がすのはなかなか大変で、接着済みの履帯を壊しかねません。ですからかなり弱~く、接着します。
サスペンションはこれまでのドラゴンのキットと違い可動しません。おかげで部品点数もグッと少なく、その分組みやすくなっています。さらに部品を差し込む穴の形や大きさがかなり変えてあり、そのため間違えて組んでしまう危険を最小限にしています。このあたりの工夫も非常にありがたいですね。
転輪は周りのゴム部分が履帯がかんだ石などでポロポロと欠けてしまいます。これをデザインナイフで再現しておきました。
マフラーのディテールアップ
4号戦車のマフラーは車体の一番後ろに付いています。そのため視界の悪い戦車ではボコンボコンぶつけて凸凹になってしまいます。実車の写真を見ても、そりゃ大変・・・
それほどポピュラーなディテールアップポイントですから、ほとんどの作例でもキッチリとここはボコボコにされています。しかし、いつもへこんでいるのはマフラー本体ばかりで、それを止めている金具はピカピカの新品ってことが多いんですよね。4号戦車のマフラーは鉄の板を曲げてベルト状にしてボルトで留められています。ですからぶつけ方によってはこの鉄のベルトがグニャグニャに曲がってしまいます。実際にそんな写真も見かけられました。ってことで、ベルトをナメクジよけの銅板で作り直してみました。
(全作品完成まで あと18)
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