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4号戦車F1型 増加装甲付 その3 履帯の組み立て

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 108-3

履帯の組み立て

4号戦車F1型 増加装甲付 履帯の組み立て

4号戦車F1型 増加装甲付 履帯の組み立て

カステンやフリウルの可動式履帯をめったに使わない私は、今ではすっかりマジックトラックの組み立てに慣れてしまいました。最初のうちは要領がつかめず、グニャグニャになったり、ブチブチ切れたりしたのですが、最近ではサクサクと行けるようになりました。

でもこのF1のマジックトラックは金型がへたってきたのか、各コマがゆるゆるで全くつながってくれません(履帯の出来そのものはすごくいいですよ)。最初に5コマずつつないで並べるのですが、これがほとんど不可能だったのです。しかたがないので5個ずつつながっていなくても並べるだけ並べて接着を開始しました。

全部のコマに接着剤を塗り連結が終わったのが、接着剤を塗り始めてから10分後、その後さらに10分ほど待つと全体がかなり堅くなってきます。待っている間に定規をあててまっすぐにしておきます。ひょっとしたらこの状態で塗装が出来るかもしれませんね。ラッカーならすぐ乾くので、巻き付け作業までに乾燥するかも。今度やってみようかな?

さて、いよいよ巻き付けに入ります。堅くなっているとは言ってもゆっくりとなら曲げられますから、それこそ堅めの粘土細工のようにしっかりと形を作っていけます。ホイールの下半分にたっぷりと接着剤を塗り、履帯の端を起動輪に引っかけ、形を合わせていきます。誘導輪で曲げるときは慎重にします。ここでちぎってしまってはいけませんからね。その後、上半分に接着剤を塗り、起動輪めがけて形を作っていきます。

最後のコマは起動輪で調整しますから、ここで上部の弛みを再現しながら長さを調整します。今まであんなに苦労して作っていた弛みが簡単に作れます。なにしろ履帯は粘土ほどの堅さになっていますからね。もちろんティッシュを挟んで固定なんて必要ありません。ゆびで履帯をつまんで形を作っていけるのですから、自由自在です。(タブン)

マジックトラックなどの接着剤で組み立てる履帯は、接着剤の乾燥とともに若干縮みます。そのためいつもほんの少し隙間が空く部分ができたりします。今回はそれを防ぐために5コマずつ接着する段階でしっかりと押しつけながら接着していきました。その結果、説明書では98コマ必要とあるのですが、実際には左側99コマ、右側100コマ必要になりました。

こんな時最後の連結を起動輪でしているので、不足分だけ後から足してもキッチリとはめることができます。起動輪は歯があるので、コマが足りなくてもキッチリと留めることができるので、あとからコマを挿入できるのです。

フェンダーの組み立て

4号戦車F1型 増加装甲付 フェンダーの組み立て

4号戦車F1型 増加装甲付 フェンダーの組み立て

半日おいて接着剤が固まったので、ゆっくりとホイールごと外してみます。いくらピットマルチをかすかすに塗ったと言っても、さすがにこの数の転輪です、最初にはずすのはちょっと大変でした。今回はまったく事故もなく外すことができ、さらに取れてしまった転輪も1個だけでした。外したらすぐに裏側からホイールと履帯の間に流し込み接着剤を流します。これで完璧に接着できます。

フェンダーは履帯を外した状態で取り付けました。この方が作業がしやすいですからね。

(全作品完成まで あと20)

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