4号戦車F1型 増加装甲付 その4 車体の組み立てとOVMの取り付け
2007年10月12日
内部の塗装
車体の上下を接着する前に内部の塗装をします。といってもインテリアカラーで塗って、機銃を塗り分けるだけですけどね。窓はクリアの緑で塗ってマスキングをしておきました。
軽くウオッシングをし、見えるところだけチッピングを入れました。ハッチを開けてフィギュアを乗せるのですが、フィギュアを乗せれば中はほとんど見えませんから、そんなに一生懸命に塗る必要はありませんね。
履帯の下塗り
エアブラシを出したついでに履帯を塗ってみました。いつもはメタルカラー(アイアンかダークアイアン)で塗るのですが、今回はマホガニーを使ってみました。別に越智塗りをしようってわけじゃありません。錆びた履帯はこんな色をしているんじゃないかな?って思っただけです。それにこれだと起動輪の中などあまり筆の届かない場所が塗り残ってもあまり目立たないような気がするからです。
マホガニーはそのままでは半光沢なので、フラットベースを50%ほど足して完全なつや消しにしました。
車体の組み立てとOVMの取り付け
車体の上下を貼り付け、OVM類を取り付けます。後ろの牽引ワイヤーを引っかけるフックは弱そうだったので0.5mmの真鍮線に好感しました。おかげでワイヤーロープをぐるぐる巻いても大丈夫です。でも、説明書の支指示通りワイヤーロープを作ったら、長さが足りません。反対側のフックまで届かないので銅線で縛っておきました。
予備履帯は連結ピンを通す穴をミニドリルで開けます。これをまっすぐに開けるのはなかなか難しいのですが、ハンドリューターを使えば意外に簡単です。ハンドリューターは高速回転するので棒ヤスリのように働き、多少の向きのゆがみを調整しながら掘り進むことができるからです。開けた穴の片方には連結ピンのつもりの真鍮線を通しておきます。
OVM類には蝶ねじなどがモールドされているのですが、イマイチぼやっとしています。ランナーには説明書になんの記載もないのですが、蝶ねじや片側に取っ手のあるねじがたくさん付いています。パーツの蝶ねじを切り落とし、ランナーのシャープなモールドの蝶ねじに取り替えればかなり見た目がよくなります。その時に角度をわざとランダムにして、手で締めた雰囲気を出しておきました。
(全作品完成まで あと20)
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