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The Winner その2 アーチの製作

Category : ジオラマ

Scale : 1/24 Maker : Post : D10-2

柱の制作

The Winner 柱の製作

The Winner 柱の製作

ゴールした車が順にくぐるアーチを作ります。優勝車は最後にこのアーチをくぐり、ここでシャンパンファイトをするのです。このアーチ、毎年形が違うようで、私が作る2004年は、数枚の写真から判断して、8本の柱に支えられた円形(タブン)の輪っかが上にのった形をしているようです。

それぞれの柱や上の輪っかは丸パイプを組み合わせたトラスになっています。これを丸いプラ棒を使って再現します。プラ棒は2mmと1mmを使います。メインのパイプが2mmで斜めに入る支えが1mmです。プラ棒はL型のプラ材に比べると安価ですので、材料費は安くつきますが、作るのが少々手間ですよね。接着がしにくいのでゆっくりとコツコツ進めていきます。

2mmの棒の間隔は1cmにしました。そこに斜めの棒を渡していくのですが、これを正確に同じ長さに切るために治具を作りました。支えの断面は45度に切り取らねばなりません。しかも両端がねじれていては困ります。最初のうちはこれがうまく出来ずに苦労しました。

しかし慣れとは恐ろしいもので、このはしご状のものを8組作るのですが、最初の1つは30分以上かかったのですが、最後は20分程度で1組作れるようになりました。

The Winner 柱の製作

The Winner 柱の製作

はしご状のパーツを2つ組み合わせて箱にします。これで柱1本のできあがりです。柱1本あたり斜めの棒は14×4で56本にもなります。この柱を4本使って、アーチの前半分を再現しますから、都合56×4で214本の支えを接着することになります。気が遠くなります。

今日のところでは、はしご状のパーツは8組できたのですが、柱になったのはまだ1本だけです。

輪っかの制作

The Winner 輪っかの製作

The Winner 輪っかの製作

柱に組む前に輪っか状のパーツも作ります。円の一部になるように作図をし、その上にプラ棒を強引にテープで貼り付けます。この状態で斜めの支え棒を接着していきます。接着剤が十分に固まったらテープを外します。

これを上下2枚作り、それぞれを斜めの支え棒を接着して箱形に組み上げます。しかし、ここで大きな誤算が・・・
2mmのプラ棒が足りなくなりました。月曜日にモケモケに行ったばかりなのに・・・。2mmのプラ棒がまさか足りなくなるとは思わなかったので買いませんでした。やはりこういう素材は常々余分に持っていなければいけませんね。明日にでも仕事の帰りに寄りましょう。

(全作品完成まで あと22)

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