The Winner その5 フィギュアの組み立て
2007年11月20日
Category : ジオラマTags : インプレッサラリーカー
フィギュアの組み立て
主役のインプレッサが完成したので、いよいよ最後の大詰め、フィギュアの制作に入ります。フィギュアは前にも書きましたが、夏のタミヤ・モデラーズ・ギャラリーで購入した、優勝のポーズのものです。
もともと地面に立っているように作られているため、車のボンネットの上では少々前に傾いてしまいます。さらに車自体も斜めに傾いていますから、ボンネットの傾きは相当な物になります。そこで、ブーツを足首から切り取り、中に真鍮線を通し、角度を調節して再度接着しました。真鍮線を通したのは自由な角度を得るためですが、強度アップという副産物も付いてきます。あとはブーツとズボンの隙間を光硬化パテで埋めればOKです。
フィギュアの改造
さて、このフィギュアセット。ドライバーと助手の二人が入っているのですが、同じランナーが2枚入っているだけです。当然顔はうり二つです。双子のラリーレーサーなら問題はないのですが、さすがに2004年のラリージャパンで優勝したソルベーグは双子ではありません。
そこで活躍するのが、デカールを取るために購入したラリー・メカニック・セットです。ここには5名のフィギュアが入っているのですが、ヘッドは4種類、7名分が入っています。そこでここから実際の写真を見て助手さんに似ている人を探してきて採用しました。帽子をかぶっていなかったので、頭のてっぺんを切り落とし、帽子をかぶってもらいました。ちなみにドライバーは細面の顔立ちがわりと似ていますから、そのまま行くことにしました。
上に上げた手をつなぐためには、一人は手首を返して掌を後ろに向ける必要があります。そこで助手の手首をちょん切り、反転させました。手と手はしっかりと握るように、接着してあります。つまり、助手さんの手はドライバーに接着されているのです。塗装が完了したら最後に助手さんと接着します。そのために、芯に真鍮線を通しておきました。
実際に自分でこのポーズを取ってみたのですが、実は助手さんの手の状態は、降ろしているときは大丈夫なのですが、上に上げると相当に体が柔らかくないとつらい物があります。写真を拡大してよく見てみると・・・
なんと、助手さんがドライバーの手の甲を握っているではありませんか!これはショック!!いまさら直せないし・・・
まっ、いっか・・・(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと21)
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