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The Winner Vignette #10 その7 完成!!

Category : 完成 ジオラマ

Scale : 1/24 Maker : Post : D10-7

服の塗装とデカール貼り

The Winner 服の塗装とデカール貼り

The Winner 服の塗装とデカール貼り

途中の写真を撮り忘れたので、またまた最後まで行ってしまいました。服も水性アクリル塗料のアメリカーナです。ベースを塗った上から、シャドウとハイライトを一段階ずついれました。アメリカーナは塗膜が弱く、机の上に転がしておくだけで、エッジが剥げてきます。なんども修整しながら塗り進めました。

塗装が完了したらデカール貼りです。スバルのデカールはタミヤのラリー・メカニック・セットからいただきました。ただしこのセットに入っている説明書はWRCの2001と2002年用です。実際の写真を見ながらよく似たサイズのデカールを探して貼り付けました。

腕に書かれたコロナのロゴは2002年当時はまだスポンサーでなかったようです。しかも現場の写真からはなんて書いてあるのかよくわかりませんでした。しかし、スーツにロゴを入れてるくらいだから、車にも入っているだろうと探してみたら、よく似たロゴをサイドミラーのチョイ横に見つけました。それがコロナ・エクストラのロゴだったんです。あとはこれを真似て手書きするのですが、しわが寄って凸凹なため、なんて書いても同じでした。(+_+)\バキッ!

背中

The Winner フィギュアの背中

The Winner フィギュアの背中

最初は前からの写真しか持っていなかったのですが、その後ネットで探したら、ペタ・ソルベルグの後ろ姿の写真を入手することができました。おかげで後ろも塗ることができました。

この年の背中のスバルのマークは文字だけです。そしてその上に、ドライバーの名前と国旗が描かれています。当然これらはデカールには入っていません。まぁ、後側であまり見えないので、何か書いてあるレベルで良しとしました。とりあえず国旗と名前を入れたのですが、結果はアハハ・・・です(+_+)\バキッ!

月桂樹の輪っか

最後の仕上げに月桂樹の輪っかを作ります。コレがなければ優勝ではありませんからね。輪っかはダイソーで買ったカラーモールを使いました。飾りの付いた針金です。今の時期、これの大きいのでクリスマスのリースなんかが作られて売られていますよね。これにヒントを得ました。

そのままではキラキラなので、サーフェイサーを吹き、その上から緑で塗装します。まだボリュームがなかったので、水溶き木工ボンドを塗って、上からパセリをばらまきました。これでできあがりです。実物の写真を見ると少々葉っぱが小さいようです。でも、雰囲気はあるでしょ。良い香りもしますし・・・

完成!!

The Winner WRC2004 ラリー・ジャパン表彰式

The Winner WRC2004 ラリー・ジャパン表彰式

あとは全部を一緒にならべて完成です。パチパチパチ・・・

さて、フィギュアをどう立たせるかが問題です。せっかくキレイに作ったインプレッサに穴を開けるのはチョイとつらいものがあります。ウレタンクリアが割れたらどうしようという心配もあります。

てことで、フィギュアの足の裏にブルタックを少量貼り付け、これでつけてあります。元々足の角度は合わせてありますから、滑らなければ自立できるはず(あくまでも、はず)です。で、やってみたらちゃんと立ってくれました。めでたしめでたし・・・

モケモケ展示会用にインプレッサを作ることにしたのですが、手に入れたフィギュアが優勝のポーズ。モケモケの店長からもらった写真には表彰式の様子が・・・もう、これはやるしかありませんよね。そんなわけで、車の制作よりも力が入ってしまって。しかも完成してみると、苦労した車の鏡面仕上げやゲートのトラスは完全なベース状態。フィギュアが一番目立ってしまいました。もっとも、このヴィネットのタイトルも『Winner』としましたから、主役はやはり真ん中の二人ですね。

1/24のフィギュアは1/35に比べると1.5倍ほどあるので塗るのが少々楽ちんです。これは言い練習になります。というより私らくらいの歳になると戦車も1/24が良いかも・・・

日本で初めて開かれたWRCのレースが2004年のラリージャパンです。このレースで日本のチームが初の栄冠を勝ち取りました。いつもはドロドロのラリーカーも表彰式前にはキレイに洗車され、ピカピカです。表彰ゲートの上の看板、台に書かれた文字、両脇のバナーは実際の写真を元にパソコンで作りました。特に上の看板は鮮明に出したかったので、イラストレーターで作りました。 真横から見た様子です。ゲートを支えているトラスは2mmのプラ棒に1mmのプラ棒を貼り付けて作りました。切り出した1mmのプラ棒は300本以上になりました。後ろから見た様子です。表彰ゲートは前のほんの一部だけを作ってあります。苦労して作ったトラスはここからが一番良く判りますね。真上から見た様子です。上に乗っているアーチは円形をしています。このままつなぐと大きくなりすぎて下の台とバランスが取れません。実は、ベースのサイズの都合で、下の台の幅を詰めてあるのが原因です。優勝したドライバーのペタ・ソルベルグ(向かって左)とコ・ドライバーのフィル・ミルズ(向かって右)です。ほとんど選択肢のないヘッド(5種)から雰囲気の似たものを選びました。月桂樹の輪っかはカラーモールです。実際の2004年のラリージャパンの表彰式の光景と合成してみました。さすがにスバルの旗を振る大観衆までは作れませんからね(笑)。

(全作品完成まで あと21)

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