航空自衛隊・三菱T-2CCV Op.114 制作開始
2008年1月12日
前作の完成のアップをしたのが1月10日。実はその前日に完成していたので、3日ほど制作記が空いてしまいました。別にさぼっていたわけではなく、すこしずつ作っていたのですが、ネットで資料を探したり、どうやろうか妄想をしたりしていたので、少し遅れてしまいました。それでもやっと1回目の制作記をアップです。
日の丸飛行機だ!
今回のお題は、2月のモケモケの展示会のテーマの『日の丸飛行機』です。日本軍機もしくは自衛隊機ということになるのでしょうが、今までジェット機を作ったことがなかったので、あえて自衛隊機をチョイスしました。
わたしは飛行機のことはあまり詳しくないので、どんな自衛隊機があるのか知らないのですが、モケモケの飛行機コーナーにあった、ちょいとかわったジェット機が目に留まりました。それがこの『三菱 T-2 CCV』です。T-2練習機を元に改造された、CCVと呼ばれる実験機です。
CCVはカナードと呼ばれる小さな補助翼とそれらを複雑にコントロールするコンピューターやら何やらのおかげで、易しい操作で複雑で高度な運動をすることができる飛行機だそうです。ハイテク好きの私にはチョイとそそられる機体ですね。飛行機はあまり得意でない日本の工業ですが、コンピューター制御となると得意分野ですからね。がんばれニッポン!!です。
研究用の実験機ですから、機体のマーキングも赤白で派手です。しかもピカピカです。パッケージも飛行中の写真が使われているのですが、汚れはまるで見あたりません。ウエザリングは必要なさそうですね。ということは後でごまかしがききにくいので、チョイと緊張します。
コクピットの制作
やっと最初の写真を出せるくらいまで制作が進みました。 二人乗りのコクピットです。
コクピットのメーターパネルはデカールが用意されています。説明書ではデカールを貼るときはモールドを削り取るように指示されているのですが、せっかくのモールドですから、マークソフターを使ってデカールを無理矢理なじませました。見たとこ、良い感じです。
両脇の操作盤もデカールがあるのですが、こちらはレバーとかでかなり凸凹ですし、メーターほど塗り分けが大変ではないので、塗装でしあげました。
実はなんちゃってでパイピングとかを施そうとネットで写真を探したのですが、コクピット内部が見える写真があまりなく、あきらめました。せっかくの1/48ですから、少しは手を入れようと思ったのですけどね。まぁ、完成してしまえばほとんど見えませんから、このまま行きましょう。
一人乗り?二人乗り?
T-2は練習機ですから、教官と生徒の二人乗りなんですよね?ごらんの通り、前後に席がある二人乗りです。ところが説明書の諸元には、乗員は1名となっています。実験機ですからいつ落っこちるかわかりませんから、一人乗りなんでしょうか。実際にパッケージの写真を見ると、後部座席のキャノピーの内側に黒い幕のような物が張ってあります。
ところが、ネットで見つける T-2 CCV の写真では、前後のキャノピーの中にはちゃんと席が見えますし、説明書でも、フィギュアを前後の席に乗せるように指示されています。さてどうしたものでしょう・・・
(全作品完成まで あと32)
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