三菱T-2CCV その3 機体の貼り合わせ
2008年1月19日
制作再開
資料本(世界の傑作機No.116)の到着を待つために制作を中断したのが14日ですから、5日ぶりの制作再開です。本は2日で届いたのですが、やはり中身をちゃんと読まなくてはいけないのでそのための時間が少々必要なんです。
とはいえ、これだけの内容の本を3日で読めるはずもなく、専門家によって書かれた内容は大変高度で、読んでいるうちについつい気絶してしまっていました。(まぁ、寝ていたともいうかも・・・)
コクピットの写真はCCVだけでもカラーや白黒で数枚もあり、大変に役に立ちました。私の技術やスケールから言ってもそれほどの事はできないのですが、キットでは省略されている細かなディテールを適当にでっち上げておきました。
一番違っているのは計器板で、資料本の写真とキットのものが違うのです。キットの計器板は素のT-2のままで、CCVでは若干それ用に改造されているものと思われます。とはいえ、キットの計器板はデカールを使ってかっこよくできていますから、このままにしました。計器板を作り替えるなんてとてもできませんし、黙ってればわかりません(+_+)\バキッ!
前席の計器板の中央上にはHUD(ヘッド・アップ・ディスプレー)が付くのですが、CCVではこの位置になにやらスイッチのいっぱい付いた箱があり、その上にHUDが乗っかってます。そこでキットのHUDは使用せずに、この部分はプラ板などで作り替えました。
さらに計器板の覆っている日よけのカバー(なのか?)はウスウス攻撃でペラペラにし、その上に乗っかっている、CCV特有の追加のメーターをつけておきました。といっても、単なるプラの角切りですけど・・・
後部座席
T-2は練習機ですから、教官と生徒の二人乗りですが、T-2 CCV は実験機ですから一人乗りです。後部座席にはCCVの制御装置や計測装置が乗せられていたそうです。しかし残念ながら、そんな秘密の機械は資料本に載ることもなく、またキットでも再現されていません。
実はCCVの実験が終了した後に、後部の秘密の機械は取り外され、もう一度座席が取り付けられて、公開されたようです。そのためネットで調べたT-2CCVの写真には大抵後部座席が付いています。付いていない頃はおいそれとは見せてもらえなかったでしょうからね。
最初は後部座席は膜で覆って見えないようにしようかとも思ったのですが、せっかくですから公開時の姿で行くことにしました。ってなにがせっかくなんでしょうね?エヘヘ・・・
デ、デカイ・・・
コクピットを胴体に納め、左右を接着します。パーツの合いはまずまずで、隙間はほとんどできませんが、期待下部の目立たない箇所で、パネルラインがつながらないところがあります。これは彫り直しですね。
合わせ目にパテを塗り、今は乾燥待ちです。明日には合わせ目を消して、翼の制作に入りますよ。
それにしてもさすがは超音速ジェット機です。相当な大きさです。ありがたいことに翼はあまり大きくないので助かりますが、それでも撮影ブースには入らないかもしれません。場合によっては新しい撮影ブースを用意せねば行けないかもしれませんね。初代は炊飯器の箱、2代目はネットワークハードディスクを通販で買ったときの梱包の外箱、次は何がいいでしょうかね。段ボールを探さねば。
(全作品完成まで あと34)
実は在庫の数え間違いに最近気づきまして、訂正しました。・・・トホホ
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