ドイツ・降下猟兵 モンテ・カッシーノ1944年 その3 塗装完了
2008年1月16日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : ドイツ降下猟兵
いくらビッグスケールとはいえ1体のみですから、チャッチャと完成させました。本来なら昨日で完成していたはずなのですが、昨夜は新年会がありまして・・・
いや~牡蠣がうまかったな~♪ やっぱり牡蠣は1月だよね。
本題に戻りまして、ヘルメットと弾薬ポーチの迷彩塗装をします。ヘルメットカバーは立体縫製されているため、多くのパーツにわけて生地から切り出されて縫われています。そのため、迷彩パターンはあっちこっちの方向を向き、とぎれとぎれのはずです。また、小さな袋の連続である弾薬ポーチも同様ですね。
そんなわけで、スプリンター迷彩はパターンをらしくする必要はそれほどなく、色の比率だけを注意して描けばいいことになります。さらに、スプリンター迷彩特有の細い線は布地ごとに違う向きに描いてあります。芸が細かいでしょ。
装備品の塗装は大きくなっただけで、1/35と全く同じです。金属製の飯ごうと水筒の蓋にはドライブラシをしてあります。もちろん、1/35では水筒の蓋にはドライブラシしませんけどね。
ドイツ軍の水筒には冬は保温効果、夏は濡らして気化熱で冷却効果を狙った布のカバーがつけられています。ですから、水筒の下の部分は布地のつや消しです。
これで完成なのですが、このキットには陳列用の台が付いています。銘板を貼るためのスペースもちゃんとあるんですよ。せっかくですから、ここに簡単な地面を作ることにします。今、紙粘土で作った地面の乾燥待ちです。乾いたら、またホカホカカイロをまいて土にしようと思っています。明日こそは完成ですね。
質感の表現
やっと手に入れたアーマー・モデリングの今月号を読んでいて、ちょっとうれしくなりました。匠の技の連載のロベルト・デップ氏の記事です。記事の最後のフィギュアの塗装のページで、「素材による質感の違いを表現するため、布地の部分はコントラストを強めにして・・・」という文章があったのです。
今日、たまたまモケモケの店長とも話をしていたのですが、木綿やウール、皮などの服地の違いによる質感の表現をしていて、布地はシャドウが濃く、ハイライトが白いよね、なんてことを言いました。フィギュアを塗るのに私がかねてから思っていたことで、さらにウールはしわのうねりが大きいので、コントラストは大きくてもグラデーションがよりなめらかなんですよね。一方、皮は布地ほどコントラストはなく、てかりがあるため半ツヤです。
まさに、デップ氏の記事は我が意を得たりってとこで、おもわずニンマリです。降下猟兵のユニフォームが何でできていたかは知りませんが、おそらく木綿じゃないかと思います。そんなところを意識して塗ったんですよ。
(全作品完成まで あと32)
コメントを残す