ウイーゼル装甲車Mk20A1 その3 組み立て完了【セメダインPPXで軟質プラを接着】
2008年3月8日
Category : AFV 道具 ドイツ連邦Tags : ウイーゼル
セメダインPPX
プラ用接着剤がまったく効かないのに、接着剤で付けよと指示のある無茶なAFVクラブの履帯に、広報なごやんさんより教えていただいた秘密兵器を使うことにしました。カインズホーム港店に行ったときについでに購入しました。価格は税込みで1050円もするので少しためらいましたが、 他にも家庭の用途で使うことがあるかも知れないと思い買ってしまいました。
中には接着前に接着面に塗るプライマーと瞬間接着剤が入っています。このプライマーを接着面に綿棒で塗りつけ待つこと10分。いよいよ瞬間接着剤を塗りつけて接着です。
お~!!効果は抜群です。あっという間に接着してしまいました。というか一発で決めないと一瞬で固まってしまうので、チョイとやばいかも。
ぐいぐい引っ張っても切れません。これはすごい効き目ですね。ガッチガチです。このウイーゼル装甲車では履帯はかなりきつめで、ゴムをぐいっと伸ばした状態になるのですが、切れそうなそぶりはありません。買って良かったかも。
砲身のディテールアップ
この車輌の主砲は20mm機関砲です。砲の先端の三角錐の部分には放熱か軽めだかの穴が開いているのですが、金型で抜かなければならない関係上、左右に2つしか空いていません。箱絵を見るとどうやら上下にも穴が開いており、全部で4つほど空いているようです。
そこで、先端を開口するついでに、砲身の上下にも穴を開け、それらしくディテールアップをしてみました。また、その後ろにある小さな穴もヒートペンで突っついて開けてみました。これだけ小さな穴になると、錐やドリルのような物では開けるのが困難ですが、ヒートペンならば、先の尖ったペン先を付けて、チョンチョンと触っていくだけですから簡単です。
こんなのを金属製のディテールアップパーツに換えればすごくカッコイイのでしょうが、自分の工作だけでどこまでやれるかというのも、それはそれで楽しい物です。
機関砲の組み立て
排気管カバーに次いで、このキットの2番目の山場です。機関砲の組み立てそのものはたいしたことないのですが、問題なのは両脇にある弾薬箱です。向かって右側の弾薬入れは地面に対して水平なのですが、向かって左側のは少し傾けて取り付けます。この角度が結局弾丸ベルトとの現物合わせになるため、位置決めがなかなか困難でした。
しかも写真を見てもらうと判るように、向かって左側はパッツンパッツンに伸びているのに対して、向かって右側は余ってしまっています。ちゃんと弾丸ベルトは指定の位置に付けたのにこのざまです。もしかしたら裏表があったのかも・・・
とにかく軟質プラ製の弾丸ベルトです。無理矢理に接着すればなんとかこの位置で固定できます。マスキングテープで位置を決めて固定したら、接着剤を流し込んでそのまま2時間ほど放置しました。なんとか固まってくれました。
組み立て完了
車体に付く小さなパーツを付けて組み立ては完了です。ちっこいくせになかなか骨の折れるキットでした。タミヤやドラゴンがキット化すればもう少しなんとかなったでしょうね。AFVクラブはモデラーの技量に頼りすぎです。上手な人たちはいいのでしょうが、私はそんなに頼られても荷が重すぎます。適当にごまかして作るしかありませんね(汗)。
(全作品完成まで あと38)
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