パンターG後期型 その6 車体左側面、砲塔の組み立て
2008年3月19日
車体左側面の組み立て
車体左側面の組み立てです。やることはほとんど右側面と同じで、極細チェーンを付けたり、予備履帯ラックを少しだけ薄くしたり、予備履帯に連結ピンを通したりといつもの作業です。
この左側にはクリーニングロッドを入れる丸い筒が付いています。ドイツの戦車ではクリーニングロッドは何本かに分割してラックに閉じられるのが一般的ですが、このパンターだけは筒に入っています。面白いですね。
この筒はプラモの一般的なやりかたで半割れ2分割になっています。そこで数日前からこれを樹脂入り接着剤(タミヤの白蓋)をべっちょり付けて、ムニュっと接着しておきました。
以前の私なら数時間後(もしかしたら十数分後?)には合わせ目を削りだしていたのですが、それでは接着剤のヒケにより後日筋が出てしまうことを知りました。そこで数日おいてから削ることにしたのです。今回は完璧ですよ。エッ、これ常識ですか?いやいや、お恥ずかしい・・・
このクリーニングロッド入れの筒ですが、両端に蓋が付いています。この蓋には取っ手が付いているのですが、パーツではこの取っ手が埋まってしまっています。そこで取っ手らしきモールドごと切り取り、その後にコピー用紙で作った取っ手を付けておきました。コピー用紙には接着剤を塗って固めてあります。
砲塔の組み立て
砲塔の組み立てです。 いよいよ主砲を作ろうと思い、砲塔パーツの付いたランナーを手にしていやな予感が・・・
そうなんです、ランナーが思いっきり反ってしまっています。砲塔という大きなかさのパーツが付いているせいか、ランナー全体が変形してしまっているのです。
そしてそのランナーの中央には変形方向に沿って主砲のパーツが・・・
ああ、見事に曲がっています(涙)。
ドラゴンのキットには金属砲身がオマケで付くことが多かったため(過去形です)、プラパーツの砲身が使わずに余っているはずです。パンターに搭載された70口径の7.5cm砲をジャンクパーツの中から探します。そして3本見つかったのですが、砲の付け根の形とかが微妙に違います。一番近かったのは、おそらくパンターF型に付いてきたやつです。しかしこれにはマズルブレーキが付いていません。マズルブレーキを移植しようか・・・それとも・・・と思いながら、曲がった主砲を触っているうちにまっすぐになってしまいました。
ってことで、キットの主砲をそのまま使用することにしました。一度曲がったパーツが簡単にまっすぐになることなんてあり得なさそうですが、今回は神様が私に味方してくれたようです。
組み立て完了
組み立て開始からほぼ一週間で予定通り組み立て完了です。カッコいいですね。
戦車はどんな風に塗るかを考えるのが楽しいですよね。得にドイツ戦車は様々な迷彩模様のバリエーションがありますから、いくつ作ってもその都度まったく違う塗装に挑戦できます。組み立ても中盤を過ぎて組み立て完了が見えてくると、頭の中は塗装パターンでいっぱいになります。もうそうなると早く塗りたい一心で工作が雑になりますね。反省反省・・・
塗装は箱絵の迷彩にしようと思っています。元々箱絵を見てカッコ良いな~って思っていたところに、モケモケ展示会で見たおともだちのみずのさんのパンターがこの2色迷彩だったんですよね。そりゃすばらしいできでした。とても同じようには出来ないでしょうが、みずのさんのを参考に明るめの色合いでいってみたいと思っています。
(全作品完成まで あと39)
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