パンターG後期型 その9 細部の塗分けとデカール貼り
2008年3月22日
新車のパンター
昨夜は仕事も早めに終わり、夕食を早めにとって、とっととプラモ制作に入りました。いよいよパンターも終盤にさしかかってきました。結構面倒な細部の塗り分けに入ります。
OVMは接着したまま塗装です。かつてはそんな恐ろしいことを・・・と思っていたのですが、最近ではすっかり慣れてしまいました。多少塗り分けに緊張はしますが、結局はこの方が楽ちんですね
予備履帯は塗装後はめ込もうとしたのですが、予備履帯ラックのピンが穴に通りません。どうやら予備履帯が厚すぎるようです。キットのパーツではピンは太さが0.6mmほどありそうです、これを少し細い0.5mmの真鍮線で作り直します。そして予備履帯の裏側を少し削ってなんとか通せるようにしました。
ペリスコープはランナーに付いた状態で塗装し、キューポラなど所定の場所に接着しました。どうしても後付できない無線手用のペリスコープにはマスキングテープが貼ってあったので、これを剥がしました。
牽引ワイヤーは着色した銅のより線がキットに付属しています。これをさらに柔らかくするためにバーナーであぶって焼き入れをします。鉄は焼き入れをすると固くなるのですが、銅や真鍮など銅を含んだ金属は焼き入れをするとさらに柔らかくなります。今まではライターであぶっていたのですが、今回からバーナーを導入です。さすがにパワーがありますね。すぐにフニャフニャです。
デカールは貼り付ける場所にあらかじめツヤ有りクリアを塗っておき、その上にマークセッターを使って貼りました。十分に乾燥させた後(暖かい熱帯魚の蛍光灯の上で15時間くらいですかね。)、つや消しクリアをオーバーコートしました。さすがはカルトグラフです、シルバリングはまったく起きていません。やったね♪
履帯の塗り分けが一番大変でした。一番外側の転輪が外れているとはいえ、千鳥配列の転輪のゴムを塗り分けるのは根気がいります。またガイドホーンに穴が開いているため、そこもキチンと塗り分けねばなりません。夕べの作業時間の半分以上は履帯の塗り分けに費やしました。それでも片側だけで疲れてギブアップしてしまったので、今朝もう反対側を仕上げました。塗装の手間を考えたらカステンの可動式履帯が一番楽ちんなんですけどね。
(全作品完成まで あと39)
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