P-51Dマスタング&アメリカ陸軍スタッフカー その7 キャノピーのパーティングライン消し
2008年6月26日
Category : 飛行機 フィギュアTags : P-51マスタングアメリカ陸軍
プロペラ
塗装をしてはマスキング、そしてまた塗装の繰り返しになります。水性アクリルと違い、ラッカーは乾燥が早いのですが、乾燥後も溶剤にやられます。そのため十分な乾燥時間が必要になります。
てなわけで、乾燥待ち時間に別のプラモを・・・と思ったのですが、また3突のように2週間近くも戻ってこなくなるといけませんから、細かなパーツを仕上げていくことにしました。
最初はプロペラです。プロペラは差し込み式ですから、本体とはまったく独立して製作を進められます。端っこのイエローも一応エアブラシなんですよ。
フィギュアの組み立て
続いてフィギュアを組み立ててみました。二人ともちょっと頭が大きい感じがしますね。特に座っている方のパイロットはかなり頭でっかちです。まぁ、機内がプラの厚みの分だけ狭くなっていますから、いたしかたありませんけどね。座らせてしまえばそれほど気になりません。
フィギュアの塗装
さらに時間があったのでフィギュアの塗装をしてみました。まだ完成じゃありません。中途半端なところで終わっているのは眠くなったからです。
1/48のフィギュアは1/35に比べると小さくて大変です。1/72まで小さければ、ベチャって塗って終わりなのですが、微妙に塗り分けられちゃうサイズがつらいですね。中年モデラーには辛いサイズです。
ステンレス
銀色2色目のステンレスを塗ってみました。 排気管の周囲と翼の付け根のパネルです。使った塗料はクレオスのメタルカラーのステンレスです。良い色ですね、ちゃんとステンレスに見えます。周囲のジュラルミン(スーパーシルバー)との微妙な違いが出て嬉しいですね。
キャノピーのパーティングライン消し
キャノピーは透明ですから、当然クリアパーツなのですが、こともあろうかこのキャノピーパーツの真ん中にパーティングラインが入っています。これを消すと窓は曇って真っ白・・・。さあ、どうしましょう?
てなわけで番手の大きなペーパーで磨き最後はコンパウンドというのが定番でしょうか。
今回は私が愛用している研磨ブラシをご紹介します。スリーエム社のラジアル・ブリッスルディスクというものです。前にもこのBLOGで紹介したことはあるのですが、クリアパーツの研磨に使ったのは初めてなので、改めて写真を撮ってみました。モデルになったパーツはキットに入っていた不要な方のキャノピーです。コレにわざと傷を付けてみました。
最初は#220のブラシで研磨です、わずか数秒で写真のように大きな深い傷が消え、すりガラス状になりました。
次に#600で研磨です。こちらもほんの数秒間です。指でさわってもツルツルです。
最後に#1500で研磨です。まだ曇っていますが、かなり透き通ってきました。下が黒いので白く見えますが、実際にはそうとう透明です。
実はこの上に#6000というブラシも売っています。クリアパーツを磨くならここまで揃えてもいいですね。ただ1個がたしか1200円くらいするので、一度に数本揃えるのはたしかに抵抗がありますよね。
最後にタミヤの仕上げ用コンパウンドで磨いたのがコレです。すっかり元通りですね。正直にいいますと、パソコンで画像処理をして多少大げさに輝かせていますが(オイオイ)、透明度は本当です。
(全作品完成まで あと39)
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