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ノースアメリカン・P-51Dマスタング&アメリカ陸軍スタッフカー その9 完成!!

Category : 完成 AFV 飛行機 アメリカ

Scale : 1/48 Maker : タミヤ Post : 128-9

最終組み立てと細部の塗り分け

P-51Dマスタング 最終組み立てと細部の塗分け

P-51Dマスタング 最終組み立てと細部の塗分け

細部を塗り分けながら、さらに別々に組み立て塗装がしてあった、脚類や燃料タンクなどを取り付けます。いよいよ形になってきました。主脚の車輪は接地面がへこむように平らに削りました。脚を翼に接着後に、その平らな面が地面に密着できるように、タイヤは回転できるようになっています。完成後にまわらないように固定しましょう。

ちょっとディテールアップ

P-51Dマスタング ディテールアップ

P-51Dマスタング ディテールアップ

細部のディテールアップをします。といってもホンの少しだけですけどね(笑)。まずは機銃の先に穴を明けます。ヒートペンで当たりを付けて置いてから0.5mmのドリルをハンドリューターに付けて穴を開けました。同様に排気管にも穴を明けます。マスタングの排気管は断面が円形ですから開口は比較的楽ちんです。これが細長かったりすると大変ですからね。

主脚にはブレーキパイプを付けておきました。どこに付くのか良くわからなかったので、適当です(オイオイ)。

ウエザリング

P-51Dマスタング ウエザリング

P-51Dマスタング ウエザリング

汚し塗装に入ります。一番最初は排気管の汚れです。排気ガスの煤汚れをエアブラシで吹き付けました。

タイヤと尾輪の周囲にはパステルで泥汚れを付けました。空を飛ぶ飛行機でもここだけは結構汚れるみたいですね。

機体全体にはエナメルのセピア(フラットブラック+フラットブラウン)でウオッシングです。あまり残らないようにきれいに拭き取ります。飛行機の機体の拭き取りは綿棒ではらちがあかないので、いつもティッシュを使っています。広い面積はこれでイッキですね。

アンテナ線

P-51Dマスタング アンテナ線

P-51Dマスタング アンテナ線

アンテナ線を張ります。アンテナ線は椅子の背もたれの後ろから出た線がキャノピーを貫いて尾翼に取り付けられています。キャノピーをスライドさせると穴の位置がずれるので、アンテナ線が押されて曲がるようです。箱絵にはそんな様子がキッチリと描かれています。

そこでまずキャノピーに穴を開ける場所を目で見てサインペンで印を付けます。そこにヒートペンで穴を開けます。あまり押しつけすぎると穴が大きくなりすぎるので、軽く押すだけにします。そしてその穴をピンバイスで貫通させます。0.6mmのドリルを使いました。

実際にキャノピーをはめてみるまでは、ちゃんとアンテナ線がキャノピーに押されるか心配だったのですが、どうやら箱絵と同じような角度になっているようです。ヤレヤレ…

完成!!

ノースアメリカン・P-51Dマスタング 1/48 タミヤ

ノースアメリカン・P-51Dマスタング 1/48 タミヤ

てなわけで、完成しました。タミヤ製品ですからなんの苦労も無しに完成です。やっぱり飛行機はタミヤですね。

制作記の中で書き忘れましたが、翼の付け根の前端部のステンレス色のパネルの真ん中当たりになにやら出っ張りがあるのですが、これはキットの間違いで切り落とします。箱絵ではちゃんとツルツルになっていますから、タミヤが説明書に書き忘れたんでしょうね。弘法も筆の誤りです。

P-51Dマスタング&アメリカ陸軍スタッフカー 1/48 タミヤ

P-51Dマスタング&アメリカ陸軍スタッフカー 1/48 タミヤ

これまでは1/48とはいえども比較的大型の機体を作ってきましたので、このP-51Dマスタングは今までで最小の機体となりました。このキットにはかわいらしいスタッフカーがセットで入っています。なかなかよくできているのですが、このシチュエーションではドアを開けたいところですね。

マスタングは胴体は前半分が未塗装のジュラルミン、翼は銀色で塗装されています。また、排気管の周囲など耐熱性が必要な部分はステンレスが用いられています。それらの3種類の銀をクレオスの普通の銀、スーパーシルバー、メタルカラーのステンレスを用いて塗り分けました。

スタッフカーとマスタングの導体の後ろ半分は同じオリーブドラブですが、スタッフカーは少し白を混ぜて明るくしてあります。また本来はまったくのつや消しのはずですが、マスタングは半ツヤで仕上げました。別にこだわりがあるわけじゃないのですが、箱絵がそんな感じになっていたので、それに従っただけです。実際はどうなんでしょうかね。

ツヤ有りクリアのオーバーコート、デカール貼り、半ツヤクリアのオーバーコートと手間をかけたので、デカールのシルバリングもあまり目立ちません。やっぱり一手間かけると違いますね。

無骨な感じのアメリカ機のなかで、このマスタングはとてもスマートな印象を受けます。機体の下に張り出した大きなエアインテークがカッコイイですね。窓枠の少ないバブルトップキャノピー、流線型のボディが最新型って感じをだしています。航続距離を稼ぐために付けられた増加燃料タンクは使い捨ての紙製だそうです。火を付けたらよく燃えるでしょうね。キットに付属のフィギュアです。パイロットは外の人と話をするために首を大きく回しています。本当なら肩も回した方が自然でしょうね。映画にも出てくるおなじみのスタッフカーです。パーツ数こそは少ないのですが、なかなか細部までしっかりと再現されています。さすがはタミヤクオリティですね。

(全作品完成まで あと38)

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