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10.5cm突撃榴弾砲G型 その12 ウエザリングと履帯の取り付け

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 129-12

ウエザリング

10.5cm突撃榴弾砲G型 ウエザリング

10.5cm突撃榴弾砲G型 ウエザリング

ウエザリングの作業に入ります。 一番最初はタミヤ水性アクリルのフラットアースをエアブラシで下から汚れたぽく吹き付けます。後ろに行くほど高い位置まで汚すようにしています。後部はほとんどまっちゃっちゃです。

続いてウオッシングです。凸凹なコーティング面はウオッシング塗料の拭き取りをかなり困難にします。そのため真っ黒になってしまうことがあります。そこで今回はいつものセピアではなく、ダークイエローをベースにちょっぴりセピアを混ぜた、特製のウオッシング塗料を使いウオッシングしました。ただしこのままでは墨入れ効果がほとんどでないので、コーティングの無い面などは別途いつものセピアで墨入れをしました。

ウオッシングの次はフィルタリングです。油彩を使って雨だれの跡などを再現していきます。これもコーティング面はあまりできないので、作業量としてはあまりありませんでした。

ドライブラシはさらっと4段階ほどしました。エナメルのダークイエロー+サンディブラウンにフラットホワイトを混ぜながらかる~く、かる~くです。それでも光の当たり具合なのか、砲塔側面が真っ白に見えますね。

MIGピグメント

10.5cm突撃榴弾砲G型 ピグメントで汚し

10.5cm突撃榴弾砲G型 ピグメントで汚し

MIGピグメントピグメントは2段階行います。1つめはMIGピグメントにアクリルレジンを加えた物をアクリル溶剤で溶いて、ごく一部に塗りつけます。これは湿った土になります。

その上から今度は粉のピグメントをアクリル溶剤で溶いた物をもう少し広い範囲に塗りつけます。こちらは乾くとかさかさになります。余分のピグメントを堅めの筆でこすり落としておきます。その時筆に付いたピグメントをもう少し広い範囲に広げ、再利用します。もったいないですからね。

履帯の取り付け

10.5cm突撃榴弾砲G型 履帯の取り付け

10.5cm突撃榴弾砲G型 履帯の取り付け

ウエザリング作業の乾燥待ち時間に履帯と転輪の塗り分けをしました。戦車を作るときに一番面倒な作業ですよね。私はこれが苦手です。

塗り分けが完了したらウエザリングをします。履帯はエナメル溶剤でバラバラに壊れてしまいますから、ここからはアクリル溶剤しか使えません。車体下部と同様にMIGピグメント、アクリルレジンを使って塗れた土を履帯の奥まった部分に、溶剤で溶いたMIGピグメントを履帯全体に塗りつけ乾燥させます。乾いたら余分のピグメントをこすり落とします。

履帯の接地面、ガイドホーンなどを銀ブラシします。あまりピカピカなのは好きじゃないので、ちょいと渋めの銀ということでチタンシルバーを使っています。

車体に履帯を取り付けた後で、全体に粉のMIGピグメントをまぶしておきます。これで転輪のゴムが土埃ですすけてくれます。

チッピング

10.5cm突撃榴弾砲G型 チッピング

10.5cm突撃榴弾砲G型 チッピング

今回は油彩を使って爪楊枝チッピングをしています。アーマーモデリングの記事を読んでまねしているのですが、なかなか難しいですね。でもたしかに小さな点々にはなります。

インテリアをしたときは油彩の乾燥待ち時間がまるで足りなかったのか、ぼかしのためにエナメル溶剤を含ませた筆でなでると、ぼけすぎて消えてしまいました。今回はその反省を踏まえてもう少し長い時間をかけて乾燥させることにします。そのあたりの事がアーマーモデリングには書かれていなかったので、自分で答えを探さなければいけませんね。

屋根の上は調子に乗ってチッピングを入れすぎたようです。でもぼかしの工程で点々が小さくなるので印象が変わると思うのですが、どうでしょうか?楽しみですね・・・

(全作品完成まで あと39)

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