S.A.S.F.宇宙タイプ ファイアボール その2 ボディの組み立て
2008年7月6日
ボディの組み立て
前回樹脂入りの接着剤(タミヤの白蓋)をたっぷりつけてムニュっと左右の貼り合わせをしました。そしてhirozさんの研究結果に従い72時間放置です。実は私も自分で対照実験をするために、右腕はあえて接着後1時間だけ待ってすぐにヤスリ掛けをしパテ埋めをしてみました。対照実験の写真を撮っておけば良かったのですが、うっかり撮り忘れてしまいました。
結果から言うと、やはり1時間ですぐにヤスリ掛け及びパテ埋めをした右腕は、3日後には見事に筋が入ってしまっていました。接着面がヒケてしまい、せっかくのパテ埋めがそのままヒケに引きずられて溝になってしまったのです。
一方72時間放置後ヤスリ掛けをした部分は、接着剤をムニュっとした甲斐もあって、70%程度はパテ埋めの必要がありませんでした。多少溝が残った部分をパテ埋め、対照実験でヒケてしまった部分もパテ埋めし、さらに24時間後パテをヤスリで削りと、みごとにツルツルになりました。写真の足先の部分を見てください。
この写真はさらに2段階、3段階目の接着乾燥待ち状態です。胴体の接着剤が完全に固まるのは火曜日の夜になります。それまで別の作業を進めることにします。
コクピット(?)の加工
Ma.K.のシリーズは人が乗る部分も見える範囲で再現されています。このキットも胸から上のフィギュアが付属しており、そのフィギュアを乗せた範囲で見える部分がパーツとなっています。
私は今回外に降り立ったフィギュアとファイアボールの2ショットとなるように作るつもりですから、開いたハッチからは人が降りた後に見える部分を再現する必要があります。
肩や首の周りには身体がぶつかっても良いようにクッションが入っています。しかしその下はいったいどうなっているのでしょうか?複雑な内部の機械を再現するのも大変でしょう。
そこで私は自分に都合良く、この動力付き装甲のS.A.S.F.の内部は人の身体をクッションで包み込むような服のようになっていると決めつけました。そこで内側に伸縮性の厚手の生地でできた身体を包む袋の口に当たる部分をエポキシパテで作ってみました。作ったと言っても適当に袋を付けて、胴体と両腕が出る穴を開け、それを絞っただけですけどね。
溶接痕
Ma.K.は溶接が至る所に使われており、その痕もキッチリと再現されています。しかしその部分がプラパーツ同士の接着箇所にあたると、どうしても溶接痕のすぐ横に溝(パーツの合わせ目)ができてしまいます。これを戦車の時と同じように、ヒートペンで溶接痕を広げて埋めておきました。ちょうど右肩の後ろにある回転式カメラの取り付け部分がそうです。
また写真右側の 前方固定カメラの根本は溶接痕が無かったのですが、同じカメラの取り付け箇所と言うことで溶接痕を付けておきました。
(全作品完成まで あと39)
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