4号突撃戦車ブルムベア 中期型 その5 エンジンデッキの組み立て
2008年7月21日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車ブルムベア
エンジンデッキの組み立て
エンジンデッキを組み立てます。 エンジンデッキの上のルーバーのシャッターがトライスターとは異なりエッチングパーツで再現されていますが、実のところはプラパーツでもかまわないでしょうね。色を塗ってしまえば区別はありません。
中期型ではところどころにコーティングが必要となり、その都度硬化待ちで1日待たねばなりません、こんな時2輛を同時進行で作っていると空き時間を有効に利用できていいですね。
戦闘室コーティングの準備
エンジンデッキに続いて戦闘室も組み立てます。こちらはコーティング作業を意識して、コーティング前に付けるパーツと後から付けるパーツを区別し、先に付けるパーツだけを取り付けておきます。後ろのハッチはヒンジに洋白線を通し、開閉式にしてあります。ヒンジが別パーツになっているので作業を容易にすることができました。
あらかじめシュルツェン・ステーやフックの付く位置のくぼみを貫通させ、裏から位置が判るようにしておきます。 また偽装ネットようのフックはモールドを切り取り、やはり取り付け位置に穴を開けておきます。前面装甲板は10cmという実車の厚さを再現するために2枚重ねになっているのですが、その2枚目のパーツはまだ接着しません。
エンジンデッキとの間に付くエッチングパーツは戦闘室側に接着し、コーティングが乗らないようにします。またエンジンデッキと重なる部分はサインペンで印を付け、ここにもコーティングを付けないように注意します。
後ろの下に付く三角のパーツはエッチングパーツとプラパーツの選択式になっています。エッチングパーツの方が当然シャープなできなのですが、実車よりもかなり厚めにしか付けることができないコーティングの厚みが目立たないようにしたいので、あえてプラパーツを選択しました。
戦闘室のツィンメリット・コーティング(1/3)
6面ある戦闘室のうち2面にコーティングを施しました。持つところが無くなると作業ができないので、硬化させながら順番にコーティングをしていくのですが、そのため前部の面のコーティングが終わるまで3日はかかります。
コーティングで埋まってしまったパーツの取り付け穴は裏側まで貫通させてありますから、裏側から真鍮線を刺して穴を復活させます。位置がはっきりしたら、パテが柔らかい内に、そこにつくはずのパーツを押しつけ、接着面を確保します。必要ならばナイフでパテを掻き取っておきます。
ハッチは軽く内側から押して隙間を見つけ、そこをナイフで切ってコーティングを切り離します。そうして置いてから完全に開き、隙間に残ったパテを削り取っておきます。
これでしばらくは絶対安静ですから、このキットだけを作っているならそのまま主砲やインテリアの組み立てに行くのでしょうが、今回はさっさと初期型(トライスター)に作業を移しましょう。
(全作品完成まで あと38)
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