« »

ドイツ・4号突撃戦車ブルムベア 中期型 その14 完成!!

Category : 完成 AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 133-14

シュルツェンのウエザリング

ブルムベア中期型 シュルツェンのウエザリング

ブルムベア中期型 シュルツェンのウエザリング

忘れていたシュルツェンのウエザリングをしました。ウオッシングをしてから油彩で雨だれを描き込み、MIGピグメントで泥汚れを付けます。やることは初期型と同じですね。

ドラゴンのシュルツェンはアルミ製ですからクニャクニャと曲げられそうです。しかし今回はあえてシュルツェンにダメージを加えませんでした。というのも私はあまり資料とかは持っていないのですが、その乏しい資料の中で、グニャグニャになったシュルツェンを見かけないからです。

シュルツェンはステーに引っかけてあるだけですから、凸凹になるような衝撃を受ければ脱落してしまうのではないでしょうか。そしてひどく曲がったら今度はステーに引っかからなくなるような気がします。今回、新品のシュルツェンをステーに引っかけるにも、私の工作精度が悪いのか、きつくてはまらないのもありました。ましてやこれがグニャリと曲がったら、絶対にはまりそうもありません。

そんなわけで、シュルツェンは平らな物が付いているか、それとも落ちてしまっているかのどちらかではないのかと思ったわけです。この辺りの話は、モケ盆も近いことですし、マニアの皆さんに尋ねてみることにしましょう。

チッピングとパステルワーク

ブルムベア中期型 チッピングとパステルワーク

ブルムベア中期型 チッピングとパステルワーク

いよいよ最後の仕上げのチッピング作業です。コーティングがあるためチッピングをする面は通常よりも少ないとはいえ、凸凹の多い4号系で、しかもシュルツェン付きです。結構大変です。

爪楊枝の先に油彩のローアンバーを付けて、チョンチョンと飽きるまでします。油彩は余分な油分を取り除くために、パレットではなくコピー用紙に出します。そのためすぐに乾いてコテコテになってしまいます。もったいないので少しずつ小出しにしたのですが、それで余計に早く固まるのかも知れませんね。

この写真からは一体どこにチッピングがあるんだ・・・ってな感じですが、これでも結構付けたんですよ。

一晩置いてチッピングの油彩が完全に乾いたら、セピアのパステルを入り隅にまぶして出来上がりです。

完成!!

ドイツ・4号突撃戦車ブルムベア 中期型 1/35 ドラゴン

ドイツ・4号突撃戦車ブルムベア 中期型 1/35 ドラゴン

壊すといけないので、最後にとっておいたアンテナを取り付けます。ドラゴンのキット付属のアンテナは星型の傘の部分が太くてかっこわるいので、タスカの星型アンテナセットに交換してみました。アンテナだけに1200円はちょっとためらわれるのですが、さすがに繊細でカッコいいですね。

タスカのキットにはストレートアンテナの方も入っていたのですが、こちらはドラゴンのキットのものをそのまま使いました。ドラゴンもタスカもちゃんと根本に蝶ねじがモールドされており、精密感はバッチリです。

2輛同時制作の1両目が完成しました。ドラゴンのキットは非常にガッチリしていてパーツの合いも良く、組み立てやすさではタミヤに次ぎます。細かなパーツも苦になりませんし、その仕上がりは素組みでも大変満足ができるものです。コーティングが必須ということですが、コーティング作業そのものは面倒なだけでそれほど難しくはありません(きちんと薄くキレイに仕上げようと思うと難易度は高くなりますが…)。 この調子で次は後期型を出して欲しいですよね。

15cm榴弾砲と正面装甲10cmはあのKV-2に匹敵する装備です。これだけの重装備を回転砲塔を持たないとはいえ、4号戦車の車体にまとめた技術はみごとですね。迷彩塗装はダークイエローにブラウンの細い線の2色迷彩です。説明書にあった1944年のイタリア戦線の車輌にしてみました。シュルツェンはわざとらしく、所々外してあります。実はきつくてはまらなかった所もあるんですよね。ナイショです。(+_+)\バキッ!何も考えずに指揮車輌用のアンテナ基部を付けてしまったので、タスカの星型アンテナを買って付けました。さすがに繊細なできです。コロコロとした体型で愛嬌のある形をしているのですが、実際にはすごい迫力でしょうね。大きな開口部からは中が丸見えです。インテリアは砲尾以外はがらんどうですが、フィギュアを乗せればあまり気にならないでしょうね。

(全作品完成まで あと37)

関連するコンテンツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »