ドイツ・4号突撃戦車ブルムベア 初期型 その14 完成!!
2008年8月9日
Category : 完成 AFV ドイツTags : 4号戦車ブルムベア
OVMのウエザリング
OVMのウエザリングはアーマーモデリング105号(2008年7月号)の大楽さんの記事を参考にしました。使用する色は手持ちの関係で若干異なりますが、たぶん似たような結果になると思います(オイオイ)。
メタルカラーのアイアンで塗った後、磨きはしないで、さらに上からMIGピグメントのライトラストとブラックスモークを専用溶剤で溶いて塗りつけます。次にMIGピグメントのビーチサンドをシャビシャビに溶いて隅っこに入れます。
ピグメントが乾いて粉っぽくなったら、綿棒でこすって磨きます。サビサビドロドロのOVMが多少キレイになり、さらにメタルカラーからは金属光沢があらわれます。お手軽でカッコよく仕上がります。でもちょっとこすりすぎたかな・・・
チッピング
いよいよ最後の山場のチッピングです。爪楊枝の先に油彩のローアンバーを付けてチョンチョンとします。根気の要る作業なのですが、オリンピックの開会式を見ながら作業をしました。
今回は少なめのチッピングにするつもりだったのですが、だらだらと長い開会式に気がついたらブルムベアはボロボロです。中国にしてやられました。
開会式ではプラカードに漢字で国名が書かれていたのですが、書体のせいでよく読めません。それでもアメリカの美国、ドイツの徳国あたりはAFVクラブのパッケージでおなじみですから、あらかじめ「アメリカは美国だよ」なんて家族の前でわずかな知識をひけらかすことができました。(^-^)v
完成!!
チッピングの油彩が完全に乾いたら、セピアのパステルを入り隅にまぶして仕上げます。やっと完成ですね。2輛同時に作れば作業効率が上がると思ったのですが、ほとんど時間の短縮はできませんでした。結局ちゃんと2輛分の時間がかかっただけでなく、モチベーションの維持が大変です。チッピングだけでも足かけ3日間やってましたから、ちょっと飽きてきますね。こんな調子では車輌を何台も使った大型のダイオラマなんて作れませんね。
非常に良くできたキットなのですが、驚異的なパーツ精度のドラゴンと比べると、パーツの合いや細部のモールドのシャープさでやや劣るのですが、ほとんど問題になるレベルではありません。それよりも履帯の組み立てやすさや薄いプラ板を打ち抜いて作ったアイデア賞もののシュルツェンなど、ドラゴンに勝部分もたくさんあります。そして何よりもモデラー心をくすぐるトライスターの心意気はなんとも嬉しいですね。
さて、モケ盆まであと3日です。塗らなければフィギュアは4体。なんとかギリギリですね。
(全作品完成まで あと36)
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