ドイツ・3号戦車J型 Op.136 制作開始
2008年8月13日
3号戦車の進化形
対戦車戦闘用の主力戦車として初めて開発されたのがこの3号戦車です。ちなみに4号戦車は大口径の榴弾砲を搭載して歩兵の支援をするために開発されました。そして3.7cm砲を搭載してスタートした(E型)3号戦車も短砲身(42口径長)の5cm砲を搭載するG型へと進化。しかし初速の遅い短砲身ではまだ力不足で、このJ型ではついに長砲身(60口径長)の5cm砲を搭載します。
しかしソ連のT34を始めとする防御力に優れた戦車の装甲を打ち抜くことは叶わず、より大きな砲を搭載できる4号戦車に対戦車砲を搭載しその役を譲ることになります。
その後4号戦車用に用意された短砲身の7.5cm砲を譲り受けたN型などが作られますが、対戦車戦闘用の車輌として開発された3号戦車の正当な進化形はこの増加装甲と長砲身の対戦車砲を持ったJ型じゃないでしょうか。
私はこの3号戦車の小さな砲塔とコツッとしたバランスの良い車体のデザインが好きで、傾斜装甲を持つパンターやキングタイガーの次に好きなドイツ戦車です。人気のティガーIや4号戦車よりも好きなんですよね、実は。とは言うものの、3突はいままで3輛も作ってきたのですが、3号戦車は始めてなんです。ドラゴンの新時代のの3号戦車は作りやすさと精密感を兼ね備えた好キットとの評判です、作るのが楽しみですね。
今回はそのドラゴンのスマートキットの3号戦車J型を使って、アフリカ戦線で戦った長砲身の3号戦車を作ります。そして作品131の2号戦車F型やこれから作る予定のフィギュアセットと合わせてダイオラマにできればと考えています。
締め切り(9月モケモケ展示会)まであまり日がありません。最悪9月30日までに持ち込めばいいので(オイオイ)なんとかなるでしょう。その場合は10月のファントムはパスですね(コラ~!)。
足回りの組み立て
とりあえずお約束の足回りの組み立てからです。今回は地面が付きますから、それに合わせて転輪を上下させる必要があるので、サスペンションの位置を固定するピンを切り飛ばしてあります。
ここまでの工程は以前作った3号突撃砲とまったく同じですね。ところが不思議なことに誘導輪の位置決めのダボがおかしくて、ちゃんと2枚を合わせられなかったんです。結局ダボを切り取ってちゃんとスポークが裏表で同じ位置にくるようにしたのですが、不思議です・・・???
(全作品完成まで あと37)
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