« »

関西AFVの会遠征報告

Category : 日記

Scale : Maker : Post : -

9月14日(日)に大阪の府立青少年開館で開かれた第22回関西AFVの会に行ってきました。当日はモケモケ連隊の暇人5人組+大阪観光の民間人2人の7名で輸送車エルグランドに乗り、西へと向かいました。やっぱり大阪は近いですね、7人も乗ると、さすがの低燃費のエル式を使っても一人あたりの交通費は2000円弱と、一人で地元の中京AFVに車を出すより安いくらいです♪

会場ではたくさんの写真を撮ったのですが、間抜けな私は作品名も作者もひかえておらず、さすがに名無しさんの作品を羅列するのもチョイと申し訳ないので、すばらしい作品のレポートをお知らせできないことをお詫びします。まぁ、来月のアーマーを見ればばっちり出てますからね。そちらを見ましょう。

とはいえ、印象的な作品を3点ほどご紹介します。

地獄の業火

関西AFV の会 地獄の業火

関西AFV の会 地獄の業火

会場に着いてびっくりしたのは、コレです。 なんという大迫力!!

でも、この作品の真価はこの60個のLEDを使った炎だけじゃないんですよ。炎で赤く染まった車両や地面や建物はちゃんと赤くフィルタリングされています。そして251はインテリアまできっちり作り込まれています。さらに裏に回ると、民家のインテリアも細部に至るまでしっかりと作り込まれています。なにもここまでしなくても…ってとこです。アッパレですよね。

ミクロの決死圏

関西AFVの会 ミクロの決死圏

関西AFVの会 ミクロの決死圏

これ、なんだか解りますか? 日本陸軍の97式中戦車「チハ」だそうです。こうして写真に撮って初めて何がいるのか解ります。私は最初会場ではどこに戦車がいるのか解りませんでした。なにしろ1/700ですからね。でも地面も木も川もちゃんと作られているんですよね。

うしろにぼんやりと写っているのは、同じ作者の降下猟兵です。こちらは1/72なのですが、スプリンター迷彩の縦線も入っています。こちらも写真でしか確認できません。ルーペ程度じゃ判別不可能です。一体全体どうやって塗ったんでしょうね?

スクール

関西AFVの会 スクール

関西AFVの会 スクール

この日一番のお気に入りはコレです。みごと金賞を射止められました。作者の方のお名前を忘れてしまって、申し訳ありません。ベトナム戦争のジオラマで、ベトコンの皆さんが、RPG(ロケット弾)のレクチャーを受けているところです。黒板に使っているのはやられて廃棄された米軍の M113です(よね)。このアイデアがイカしてますよね。

作者の方のお話では、まったくの創作ではなく、戦場写真にこんな光景があったらしいのです。最初にこの作品を見たときに、どうしてこんなアイデアが浮かぶのかすごくうらやましかったのですが、やっぱり資料本はたくさん見ないといけませんね。ただひたすら作り続けるだけでは限界を感じました。

土井さん

関西AFVの会 土井さん

関西AFVの会 土井さん

全国のAFVの会を精力的に回っていただいている、レギュラーゲストの土井さんです。この日は他にスペシャルゲストの水野シゲユキさん、山田卓司さんがお見えでした。

この写真は土井さんが私の作品の写真を撮っているところです。何撮ってんの、って笑わないでください。こうしてチョイと見てもらえるだけでも感激なんです。アーマーモデリングの片隅に白黒でも5mm程度の大きさでも(見えませんよね?)載ったら最高ですね。

この後、壊れた戦車の大御所の水野シゲユキさんとお話する機会があり、いろいろとご指導いただきました。この壊れた2号戦車は水野さんの作品のまねをさせていただいたものなので、師匠(と勝手に呼ばせてもらいます)から直々にお言葉をいただけるなんて感激ものです(感涙)。

ジオラマ

午後からの対談は司会の青木さんの関西人独特のノリでとても楽しいショーとなりました。その中で、山卓さんが「わたしはダイオラマということばは嫌いで、言うならジオラマです。でもタミヤさんに敬意を表して情景と言っています。」とおっしゃっていました。

ちょっと気になったので調べてみると、元の言葉はフランス語で、ジオラマ、ディオラマが正しそうです。ネイティブさんに発音してもらうと「デオラマ」って感じに聞こえないこともないそうですが、デオラマでは通じないので、今後は私もジオラマを使います。やっぱりダイオラマは言いにくいですよね。

山卓さんによると、土井さんですら、個人的にはジオラマと言われるそうです。でも会社の方針でアーマーではダイオラマって言わなければいけないそうで、ジオラマとかディオラマって書いても、写植の段階で機械が強制的にダイオラマにしてしまうそうです。恐るべし、大日本絵画!!

さらに余談ですが、山卓さんって、昭和の情景などしぶい作品も多く作られており、てっきり私よりも年上かと思っていたのですが、私の方がお兄さんだったなんて…

帰りは東名阪が渋滞して、予想外に帰還が遅れてしまいました。モケモケ連隊の皆さん、お疲れ様でした。初参加にて名刺の重要性を認識しましたので、次回の中京では名刺を作成して連隊のみなさんにお配りします。次は12月14日ですね。

関連するコンテンツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »