ドイツ・3号戦車J型 その12 OVMのウエザリングとチッピング
2008年9月5日
OVMのウエザリング
途中の写真を撮り忘れているので、パステルまでついてしまっています。でもまずはOVMのウエザリングから。OVMの金属部分はメタルカラーのアイアンです。通常は塗料が乾いたら綿棒などで磨くのですが、今回はちょっと待ちます。
MIGピグメントのブラック・スモークとライト・ラストを足したものを専用溶剤で溶いて塗りつけます。そしてピグメントが完全に乾いたらこすって磨きます。これで余分のピグメントが落ち、さらに金属の地肌がピカピカと現れます。
くっついてとれない荷物も一緒に塗装します。こちらはウオッシングをしておきます。
チッピング
チッピングは今回はスポンジです。2号戦車で結構うまくいったので、気をよくしてやってみました。何しろ楽ちんなのです。あっというまに傷だらけです(オイオイ)。
はじめは塗料の濃さがよくわからなかったのですが、何度もしているうちに要領をつかんできました。おかげで最初にやった砲塔部分はイマイチです。やっぱり最初は目立たない場所からやるべきですね。よりにもよって一番目立つところからなんて・・・(+_+)\バキッ!
今までチッピングは油彩かエナメルを使っていたのですが、スポンジチッピングはアメリカーナが調子いいようです。失敗してもすぐになら水で洗い流せます。
濃さを調節したらスポンジ(これも天然よりやすいプラ製が私は使いやすいです)につけ、コピー用紙の上で何度かポンポンします。かすれ具合が丁度よくなったら、今度は戦車にポンポンします。もう、たったこれだけですからね。手抜きには一番です。
パステルで泥汚れ
足回りを中心にパステルを塗りつけます。今回はかさかさのアフリカですから、アクリル溶剤で泥状に溶いただけで塗りつけます。アクリルレジンは使いませんでした。
乾いたら堅めの筆で余分を削り落とします。吸い込むと体によくないので、マスクをして削りますが、その横ではパソコンが走っています。CPUがパステルでマッ茶茶だったりして・・・
ガイドホーン、設置部分、起動輪の歯に銀ブラシをします。あまりぎらぎらになるのは好みじゃないので、いつものチタンシルバーです。ほどよい渋さがお気に入りです。ロコ組の履帯をいよいよ車体に貼り付けます。これで壊れる心配がなくなりました。やれやれ・・・
(全作品完成まで あと38)
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