ヤクトパンターG1初期型 その5 OVM等の取り付け
2008年9月21日
Category : AFV ドイツTags : パンターヤクトパンター
OVMの取り付け
OVMとOVMラックを取り付けます。 まずは左側。OVMを止める留め具はプラパーツにモールドされています。とても楽ちんなのですが、手すりがちょっと太すぎます。そこで壊さない程度に薄くヤスリで削ります。3つの面をそれぞれ15回ほどこすると太さは半分以下になって良い感じです。これ以上やると、壊します。
クリーニングロッドとアンテナを収納するケース(細長い筒)のふたの取っ手を銅板に置き換え、より線で作ったチェーンもどきを取り付けました。
シャックルを留めるパイプはドリルで穴を広げ、さらに横から小さな穴を貫通させ、留め具を差し込みます。留め具には脱落防止用のチェーンを付けておきました。留め具の形は以前作ったドラゴンのパンターD型に入っていたエッチング・パーツをまねたのですが、履帯の留め具と同じ形でもよかったんですよね。その方が簡単でした。
予備履帯はそのままでは穴が小さくてラックに掛かりません。ラックを細く削ると同時に、予備履帯の穴も大きく広げてなんとか通るようにします。予備履帯の留め具はプラパーツで入っているのですが、太さがぎりぎりで、予備履帯を付けると穴を通りません。そこで0.4mmの真鍮線を曲げて同じ形のものを作りました。ここにも脱落防止用のチェーンを付けました。
履帯交換用の細いワイヤーはキット付属のものでは太すぎるので、手持ちの細いワイヤーに置き換えました。
天蓋
天蓋は塗装が完了してから裏側からペリスコープと測距儀を付けるので、まだ接着してありません。このキットでは全てのパーツが気持ちいいくらいにぴったりはまるのですが、なぜかこの天蓋だけは前後に少し長く、削らないとはまりません。車体は一体成型なので、私の組み方がへたくそということではなく、単純にドラゴンの設計ミスでしょう。ただこの程度の合いの悪さはタミヤを除く他のメーカーではごく当たり前のことですから、これだけでドラゴンを責めることはできませんよね。
天蓋はぴったりサイズに削った後も、すこしだけ天板の上面が上にでるそうです。これは実車でもそうなっているらしいので、これでOKです。
組み立て完了
回転砲塔を持たないうえ、シンプル戦車T-34をパクったパンター系の車両ですから、サクサクっと完成です。
アーマーモデリングの制作例では「組み立ては1日もあれば可能です」なんて書かれていましたが、さすがにそこまでは無理です。でも車体が大きい割には短時間で組み立てが完了しました。
(全作品完成まで あと41)
関連するコンテンツ
作品No.139の記事一覧
- ドイツ・5号駆逐戦車ヤクトパンターG1初期型 Op.139 (2008年9月17日)
- ヤクトパンターG1初期型 その2 車体後部の組み立てとツィンメリットコーティング (2008年9月18日)
- ヤクトパンターG1初期型 その3 履帯の組み立て (2008年9月19日)
- ヤクトパンターG1初期型 その4 車体の貼り合わせとコーティング (2008年9月20日)
- ヤクトパンターG1初期型 その5 OVM等の取り付け (2008年9月21日)
- ヤクトパンターG1初期型 その6 塗装 (2008年9月22日)
- ヤクトパンターG1初期型 その7 各部の塗分け (2008年9月24日)
- ヤクトパンターG1初期型 その8 ウエザリング (2008年9月25日)
- ヤクトパンターG1初期型 その9 仕上げ (2008年9月27日)
- ヤクトパンターG1初期型 その10 フィギュアの組み立て (2008年10月3日)
- ドイツ・5号駆逐戦車ヤクトパンターG1初期型 その11 完成!! (2008年10月4日)
コメントを残す