計画駆逐戦車E-25 その2 組み立て完了
2008年11月3日
圧延鋼板
のっぺりとしたしっぽのないカブトガニのようなE-25です。表面が寂しいので圧延鋼板の荒れを表現してみました。分厚い装甲を持つ重戦車ではおなじみのディテールアップなのですが、小型の車両でもやっていいよね…
タミヤの白ブタの接着剤を塗ってワイヤーブラシでたたき、固まったらペーパーをかけてならします。ならしきれない凹みが残り、圧延鋼板の荒れっぽくなります。といっても実物を見たことは無いですけどね(+_+)\バキッ!
ついでに偽装ネットのフックを銅線に置き換えました。こんな時グラブ・ハンドラーが大活躍します。高かったけど買って良かった♪
装甲板の継ぎ目
分厚い装甲板は互い違いに組み合わせて溶接されています。しかしこの前の部分なのですが、上の斜面は確かに互い違いにモールドされているのですが、下の斜面はツルツルです。
そこで接着して継ぎ目を消したら、ここに互い違いになった装甲版の溶断の痕を再現します。写真にはキレイに写らないのですが、塗装してウオッシングすると違いがわかると思います…タブンネ
車長用ハッチ
ディテールアップは続きます。次は車長用ハッチです。箱絵を見ると、車長用ハッチの裏には頭を保護するパッドが付いています。キットのハッチの裏側はツルツルなので、デューロパテでパッドを作りました。
また、ペリスコープが穴だけ開いて空っぽなので、ドラゴンの余剰パーツから調達しました。クリアパーツもたくさんあったのですが、他がクリアじゃないのと、少し穴の寸法が小さくて削らなければならなかったので、加工しやすいグレーのプラのパーツを使いました。クリアパーツはカチカチですからね。
本当なら開閉用やロック用のレバーもありそうなんですが、よくわかりません。
ライトコード
ヘッドライトのコードはヘッツァーを参考に付けてみました。材料はソフトワイヤーです。
車幅表示灯のコードもヘッツァーを参考をして付けました。戦闘室の後ろの端あたりから外に出ています。
そのほかOVM類もキットのままではかなり寂しかったので、ヘッツァーを参考に適当に貼り付けておきました。これでかなりのっぺりとした装甲版が賑やかになりました。
夜間暗視装置
大戦末期のドイツ軍と言えば夜間暗視装置ですよね。テレビ放送が無かった時代ですから、とってもハイテクな感じがします。
パーツは以前 AFVクラブの Sd.Kfz.251/20 ウーフー を作ったときに余った暗視装置を使いました。ただし、説明書には組み立て方の記載もなく(まぁ、余剰パーツですから当たり前ですが)、何をどう組み立てたらいいのやら判りません。
結局実物の写真などを見ながら適当にそれらしく組み上げました(汗)。
フィギュア
足を怪我して外出できないため、どんどん工作が進みます。続いてフィギュアを用意します。
フィギュアはタミヤ・モデラーズ・ギャラリーで購入したジャンクパーツから戦車兵を選びました。ただしお顔がニッコニコに笑っているので、レジン製のヘッドに交換です。真剣な表情がいいですね。
右手もタミヤの他の兵士の腕に交換して細く削り、手首から先はタミヤのグローブハンドではいやなので、ドラゴンの手首に交換です。
ヘッドフォンはプラ板打ち抜きで自作、のどマイクとヘッドフォンのバンドはタスカの余りパーツ、双眼鏡のスリングは鉛の薄板で作りました。いつもなら細切りマスキングテープで作るのですが、前作のファントムのマスキングで使い果たしていました。
組み立て完了
主砲を取り付けて、組み立て完了です。制作2日目ですから早かったですね。でもパーツ少ない小型の車両ですから、こんなもんです。タミヤのヘッツァーも1日でできるそうですからね。
明日はとっとと塗装に入りましょう。というものの、どんな塗装にしようかまだ全然考えてない…
(全作品完成まで あと41)
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