タイガー1極初期生産型 その4 車体後部の組み立て
2008年11月20日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
車体後部の組み立て
車体後部の組み立てをします。なんだか金属パーツがいっぱいです。もともとのキットのパーツの数よりも多いですね。
排気管のカバーは緩やかなカーブで折れ曲がっているため、パーツに折り目が付いていません。そのため左右を同じように曲げるのは難しく、こうしてみると左右で幅が少し違います(汗)。
フェンダーは6個のパーツに分かれており、さらにそこにボルトの頭が6個つきますから、左右それぞれ12パーツでできています。非常に柔らかい素材なのですが、ハンダ付けをするとがっちりと組み上がりました。
最初はフェンダーの台座はタミヤのモールドをそのまま使うつもりだったのですが、ショーモデリングのエッチング・パーツのフェンダーと形が合いません。しかたがないので、タミヤのモールドは全て削り取って、台座もエッチング・パーツに置き換えました。まあ、この方がシャープでカッコいいんですが、どちらが正確な形なのかは???です。
予備履帯
予備履帯はフリウルの金属製を用意したのですが、この予備履帯ラックがフニャフニャで頼りなく、金属製の履帯を乗せたら曲がってしまいそうです。そこで昔友人から初期型タイガー用のカステンの履帯の半端をもらったことを思い出しました。
さすがはモデル・カステンです。とてもシャープな造形はすばらしいの一言ですね。でも連結ピンの穴が抜けていないので、これを0.5mmのドリルで抜いておきました。モデル・カステンの履帯をディテールアップなんて、気分良いですね。
履帯交換用具の入った道具箱が向かって左側にあるのですが、この箱は初期型以降では棚に乗っています。しかし極初期生産型ではステーが2本溶接されており、そこに溶接されています。そこでステーをエバーグリーンのプラ材で付けておきました。ほとんど見えませんけどね。
ジャッキ
ジャッキはドラゴンのジャッキが余っていないか探したのですが、あまりはありませんでした。しかたがないのでキット付属のジャッキからクランプ部分を切り取り使用しました。クランプ部分を切り取るついでに、持ち手も切り取り、銅線に置き換えました。私はあの部分が持ち手になっていることをつい最近まで知りませんでした。
ハンドルを車体に固定する部分にはOVMクランプがつきますから、ここには銅板で作った蓋と、ライオンロアのOVMクランプのハンドル部分を貼り付けておきました。
ジャッキのクランプの留め具は蝶ねじになっているのですが、これはエッチング・パーツではなく、厚みのあるプラ製を使いました。メーカー名は忘れちゃったんですが、モケモケで買ったお徳用の蝶ねじセットです。
(全作品完成まで あと39)
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