タイガー1極初期生産型 その7 OVMとサイドフェンダーの組み立て
2008年11月26日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
OVMの取り付け
OVMの取り付けです。tomboy07さんに教えていただいたのですが、第501重戦車大隊の第1中隊はOVMの配置が独特です。アハトゥング・パンツァーをよく見てみると、第1中隊車輌だけ別のイラストで解説されていました。これを参考に取り付けます。
ショーモデリングのエッチング・パーツは古い製品らしく、クランプは板を曲げて巻き付けるだけの表現になっています。これならばドラゴンのクランプ付きを使った方がよっぽどリアルです。ところがハンマーと斧が向きが逆(この二つは左右対称でないため、裏返しになると使えない)なので、ドラゴンのハンドル付きの物は使えません。しかたがないので、全部ライオン・ロアのクランプセットを使うことにしました。
初めのうちは苦労したのですが、ライオン・ロアのクランプセットは金属の堅さがほどよく、しかもサイズが若干大きい(タブン)ため、組み立てやすく、成功率100%で可動式にすることができました。
今回はかなりのOVMを塗装後にはめることができます。この歳になってはもう可動式のクランプは無理かと思っていたので、なんともうれしいですね。もう感涙ものです(T_T)。
サイドフェンダー
タイガー1型のサイドフェンダーは真っ直ぐの板なので、自作が比較的容易です。そのため自作を視野に入れて、まずキットのフェンダーを取り付けるための穴をふさぎ、さらにフェンダー取り付け金具をエッチング・パーツで貼り付けました。
このフェンダーの取り付け金具はフェンダーを付けたらまるで見えなくなりますから、実はエッチング・パーツじゃなくてもいいんですよね。プラパーツを同じ大きさに切り出すのが面倒だったので、使っただけです。
極初期生産型のタイガーのサイドフェンダーには三角の補強板が入っていません。そのため新品の状態でも角度がガタガタです。
アハトゥング・パンツァーの3ページには第501重戦車大隊の第1中隊の121号車の写真が載っているのですが、バトルダメージも無くほとんど新車に近い状態にもかかわらず、サイドフェンダーはガタガタです。
通常うすうすのサイドフェンダーは真鍮板とか銅板で作るのですが、加工のしやすい厚さを選ぶと結構ベコベコにしてしまいます(私だけ?)。今回はウスウスでガタガタでも、真っ直ぐの新品状態にしたかったので、プラ板で作ることにしました。
0.3mmのプラ板を切り出し、貼り合わせて作りました。ウスウス感がいいですね。しかも自然なガタガタになりそうです。もっとも真っ直ぐに付けろと言われてもできませんけどね(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと40)
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