タイガー1極初期生産型 その11 細部の塗分けと履帯の組み立て
2008年12月1日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
履帯交換用ワイヤー
いよいよOVMの取り付けや細部の塗り分けに入ります。手始めに予備履帯交換用ワイヤーを塗装して取り付けます。本来なら接着後に塗装するのですが、下にデカールを貼らなければならないため、塗装後に接着となりました。
予備履帯交換用ワイヤーはキットのプラパーツをそのまま使いました。ランナーに付いた状態で、2本束になっている部分を1本ずつに切り離し、流し込み接着剤で柔らかくしてからヨレヨレにしました…って、あんまりなっていませんね。
蝶ねじで簡単なディテールアップだけはしておきました。
車体後部の塗り分け
マフラーやジャッキ、車間表示灯などを塗り分けます。入り組んだ場所なので塗り分けはなかなか大変です。ジャッキの奥の方などは塗り分けができていませんが、筆が入らないのでしかたがありません。
目立ちはしないのですが、無理に覗けば見えないこともありません。ですが、そんな無粋なまねはしてはいけません(笑)。
OVMの取り付け
OVMを塗り分けて取り付けます。クランプは可動式にしてありますから、塗装後に取り付けることができます。ただ、可動式と言ってもロックできるわけではありませんから、最終的には動かないように瞬間接着剤で固定します。そうしないと砲塔を回したときに当たって取れてしまいますからね。
牽引ワイヤーは車体に付いた状態で塗装します。なかなか神経を使う作業ですが、間に紙を挟んで塗装すれば簡単に塗り分けすることができます。
実車の写真を見ると第1中隊のタイガーのヘッドライトのコードが光って見える写真があります。作例でもこのコードは銀色に塗られているモノもあります。資料を読んでみると、ヘッドライトは現地でこの位置に改修されており、コードはあり合わせの銅のパイプの中に入れられたと書かれていました。
金属光沢のある写真と上記の状況を考えると、どうやらこの銅のパイプは未塗装らしく、そのため今回は銅色で塗ってみました。・・・と偉そうに書いていますが、このあたりの考察もみずのさんの受け売りです。(^^;)
履帯の組み立て
フリウルの履帯を組み立てます。タイガー1型の可動式履帯の選択肢はモデル・カステンもあるのですが、ガイド・ホーンの接着をしなくてもいいだけフリウルの方が楽ちんです。しかも丈夫なので、ウオッシングもジャブジャブできます。
ただし、時々穴が貫通していないモノが混ざっているため、念のため一度全ての穴をミニドリルでさらっておくといいですね。
連結はキットに入っているプラ製の履帯と同じ長さになるようにしました。後で数えてみたら左右共に103コマでした。連結後、ハンドリューターに真鍮製のブラシを付けてゴリゴリと磨いて、すぐにメタルプライマーを吹き付けておきました。
(全作品完成まで あと40)
関連するコンテンツ
作品No.144の記事一覧
- ドイツ重戦車・タイガー1極初期生産型 Op.144 制作開始 (2008年11月15日)
- タイガー1極初期生産型 その2 車体前部の組み立て (2008年11月18日)
- タイガー1極初期生産型 その3 車体各部の組み立て (2008年11月19日)
- タイガー1極初期生産型 その4 車体後部の組み立て (2008年11月20日)
- タイガー1極初期生産型 その5 エアクリーナーとヘッドライト (2008年11月23日)
- タイガー1極初期生産型 その6 牽引ワイヤーとクリーニングロッド (2008年11月25日)
- タイガー1極初期生産型 その7 OVMとサイドフェンダーの組み立て (2008年11月26日)
- タイガー1極初期生産型 その8 砲塔の組み立て (2008年11月27日)
- タイガー1極初期生産型 その9 組み立て完了 (2008年11月28日)
- タイガー1極初期生産型 その10 塗装 (2008年11月29日)
- タイガー1極初期生産型 その11 細部の塗分けと履帯の組み立て (2008年12月1日)
- タイガー1極初期生産型 その12 ウエザリング (2008年12月2日)
- タイガー1極初期生産型 その13 履帯の塗装と取り付け (2008年12月3日)
- ドイツ重戦車・タイガー1極初期生産型 その14 完成!! (2008年12月4日)
コメントを残す