M16多連装銃搭載車 その2 組み立て完了
2008年12月6日
Category : AFV アメリカTags : M16多連装銃搭載車M3ハーフトラック
運転席の組み立て
運転席とボンネットを組み立てます。ここも一度作ってますから、すいすいと行きます。ドアの下に見える箱のようなパーツなんですが、これが壁を付ける前に床に貼り付けるように指示があるのですが、この指示通りに作ると、壁の組み立てが大変困難になります。このパーツは運転席を箱組した後から付けるといいですね。
米軍車輌には小さな手すりがたくさん付いていますが、これらを銅線で置き換えました。助手席の扉は諸般の事情から開いたままにします。このままジオラマにしようという計画です。
OVMの取り付け
米軍の車輌ではOVMはドイツ軍のようなクランプではなく、ベルトで縛り付けられています。先ほどの手すりはそのためについているんですね。米軍車輌特有の満載の荷物もこの手すりに縛り付けて固定します。
鉛の薄板とエッチング・パーツのバックルを使って固定用のベルトを再現しました。手すりを銅線に置き換えてあるので、ちゃんと実物通りにOVMを固定しています。OVMのパーツの側についていた、ベルトのモールドはあらかじめ削っておきました。
キャリバー50重機関銃
キャリバー50重機関銃を加工します。ドラゴンのキャリバーはとても良くできているのですが、抜き型の関係で銃身スリーブの放熱穴が浅くてはっきりしません。これを0.7mmのミニドリルでさらって、穴をくっきりと深くしておきました。これだけでずいぶんとかっこよくなります。
穴の数も多く、しかも4本もあるので大変ですが、ここはがんばりどころです。
4連装対空機関銃
4連装対空機関銃に組み上がりました。小さなパーツも多く大変ですが、パーツの精度は抜群で、きっちりと超精密な4連装対空機関銃ができあがります。
組み立てよりも、これを塗るのって大変そうですね。ちゃんと塗料が奥まで届くのか心配になってきました。
戦闘室
続いて戦闘室を組み立てます。 塗装の事を考えて、銃座はまだ接着してありません。こんなのを接着してしまったら、絶対に奥まで塗ることはできそうもありませんからね。戦闘室の置かれる無線機や交換用のマガジンも塗装後に接着予定です。
車体前部
車体前部を組み立てます。ラジエターの前のグリルは開閉選択式で、エッチング・パーツが入っています。当然開けます。
この写真ではエンジン内はがらんどうですが、実際にはラジエターが見えます。塗装後に取り付けるため、現在は外してあります。
フィギュア
キットにはドライバーと射撃手のフィギュアが入っています。どちらもシートに真っ直ぐに収まったポーズで、両方を同時に使うのはかなり無理があります。射撃手を使うならば、マガジンの交換をする兵士なども戦闘室に配置する必要がありますので、今回は戦闘中は作りません。そのため射撃手は失業です。
ドライバーもそのまま真っ直ぐ座っているのも芸が無いので、体をひねって外の様子を見ている状態にしました。今回のドラマはそこにあるんですね、実は…。
組み立て完了
てなわけで、制作二日目にして組み立てが完了しました。さすがはスマートキットです。組み立てやすさと精密感を両立させています。ドラゴンのキットは慣れてしまえばこっちのものですからね。ホンの少しの追加工作で十分な精密度のM16のできあがりです。
まだ車体は15程度のパーツにバラバラになります。そのためそこら中に隙間がありますが、これは接着前ですからしかたがありません。さあ、塗装と思ったのですが、オリーブドラブの残りが少なそうです。モケモケに行かなきゃ!!
(全作品完成まで あと39)
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